【ジュネーブ07】次期BMW・M3はV8エンジンを搭載予定

▲BMWファン待望の次期M3がコンセプト・カーとしてその姿を現した。新型は噂どおりV8エンジンを搭載することになるようだ。

▲エクステリア・パーツは前後ランプやドア、トランクリッドを除き、ほぼすべてが専用設計となっている。ルーフはCFRP製だ。

▲アルミ製ボンネットにはパワー・ドームが備わる。ウインカーはフェンダー後部のスリットに装着。ホイールは19インチだ。
 BMW・AGはジュネーブショーで、新型3シリーズ・クーペのハイパフォーマンス・バージョンであるM3のコンセプト・カーを初公開した。

 このモデルは今後発売が予定されている次期M3を示唆するコンセプトで、BMW・M社が開発。パワーユニットには噂どおり高回転型のV8エンジンを搭載している。BMWによれば、量産モデルにもV8を搭載する計画だという。

 M社のデザイナーが“形態は機能に従う”という信念に基づいてデザインしたエクステリアは、スポーティさを視覚的に強調するだけでなく、技術的にも優れたものとするため、ほぼすべてのパーツが専用設計となっている。量産モデルの3シリーズ・クーペのパーツを使用したのはヘッドランプ、リア・コンビランプ、ドア、トランクリッドなどごく限られたものだけだ。

 フロントまわりには専用設計のバンパー、グリル、ボンネット・フード、フェンダーを採用。フロント・バンパーは下部に3つの大型エア・インテークを設け、迫力のフェイスを演出している。中央部にパワードームがあるボンネットはアルミ製だ。合成素材で製作された左右のフロント・フェンダーは、通常モデルよりもトレッドがワイド化され、力強さが増している。また、ホイール・アーチの後方に設けられたスリットには“M3”のロゴを配したクロームのウインカー・ブラケットを装着している。

 リア・フェンダーもフロントと同様にトレッドをワイド化。リア・バンパーは、ディフューザーと左右4本出しのエグゾースト・エンドを、やや中央よりに配置し、緊張感のあるリア・ビューを演出した。また、トランクリッド・スポイラーを装着し、高速走行時の揚力を抑えている。

 ルーフにはE46型のM3CSLにも用いられた、非常に軽量なCFRP(炭素繊維強化樹脂)製パネルを採用。このルーフはスチール製のものよりはるかに軽量であることから、車輌の重心を下げ、運動性能の向上に役立っているほか、素材にクリア層をコーティングした状態で装着されているため、ボディが低く見える効果も生んでいる。

 このほかにも、M3コンセプト・カーは、空力性能に優れた専用設計の2点支持式ドアミラーや、Mモデル専用の高性能ブレーキ、Yスポーク・デザインの19インチ鍛造アルミホイールなどを装着。これまで3世代にわたり築き上げてきた“日常的に使用できる高性能スポーツカー”というM3のキャラクターを前身で表現している。1日も早い量産仕様のデビューを期待したい。

●BMW・AG
http://www.bmw.com/

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