【ジュネーブ07】小型オープン市場にダッジから刺客

▲ダッジ・デーモン・コンセプトは小型2シーター・オープン・スポーツ市場へのダイムラー・クライスラーからの刺客だ。

▲リア・フェンダーのワイド感を強調したスタイリングが特徴的。テールランプにはLEDを採用。アルミホイールは19インチだ。

▲インパネ前面とセンター・コンソールなどにサテン仕上げのアルミを用いた。シートにはカーボン製シェルを採用している。
 ダイムラー・クライスラーは今回のジュネーブショーで、ライトウェイト2シーター・オープン・スポーツのコンセプト・カー、ダッジ・デーモン・コンセプトを公開した。

 このモデルは、マツダ・ロードスターやオペルGT(サターン・スカイ)、ポンティアック・ソルスティスなどの対抗馬として開発されたもの。ここ数年のダッジ車に通じる迫力のフロントマスクや、幾何学的でありながらボリューム感のあるボディライン、塊感のあるリアビューがライバルとは趣の異なる力強さを演出している。

 ボディサイズは全長3974mm、全幅1736mm、全高1315mmで、最大のライバルであるマツダ・ロードスターとほぼ同寸。ホイールベースは2429mmでロードスターより99mmも長い。デーモンのアグレッシブなイメージは、前後オーバーハングが切り詰められたそのプロポーションによるところも大きいといえる。

 パワーユニットは、最高出力172ps/6000r.p.m.、最大トルク22.8kg-m/4400r.p.m.の2.4リッター直4を搭載。トランスミッションは6M/Tを組み合わせ、駆動方式はFRとなる。ちなみに車輌重量は1179kgで、ロードスターより40〜80kgほど重くなっている。

 インテリアはT字形にあしらわれたサテン仕上げのアルミパネルが特徴。スポーツ・ウォッチをモチーフにデザインしたというメーターパネルの仕上がりはなかなか秀逸だ。シルバーのステッチが施されたファブリックのシートにはカーボン製のシェルを採用し、スポーティだが抑えの効いた印象にまとめている。

 発売時期について正式なアナウンスはされなかったが、今回のコンセプトの仕上がり具合を見るかぎり、それほど遠くないタイミングでデビューする可能性は高いと思われる。しかも、これは海の向こうだけの話ではないところがポイント。というのも、ダッジ・ブランドはまもなく日本にも上陸すると噂されているからだ。さらにダイムラー・クライスラーによれば、デーモンは“誰もが購入できる手頃な価格になる”というから要注目だ。

●ダッジ
http://www.dodge.com/

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