ヒュンダイが2008年に米国で大型高級FRセダンを発売

▲ヒュンダイは今回のNYショーで、同社初のプレミアムFRスポーツ・セダンを示唆するコンセプト・ジェネシスを発表する。

▲2008年に発売予定のジェネシスは、ベンツEクラスやBMW5シリーズをライバルに想定。ただし、ボディサイズはひと回り大きい。

▲パワートレインは300hp以上を発揮する新開発4.6V8DOHC+ZF社製6A/Tの組み合わせ。前後重量配分は53:47となっている。
 ヒュンダイ・モーターは4月4日に開幕するニューヨーク国際自動車ショーで、FRセダンのコンセプト・カーであるコンセプト・ジェネシスを発表する。

 このコンセプト・カーは、同社が2008年に米国で発売予定のプレミアム・スポーツ・セダンに盛り込まれる技術とデザインを示唆するモデルで、新開発FRプラットフォームのプロトタイプをベースに製作された。

 ボディサイズは全長5005mm、全幅1863mm、全高1490mm。ヒュンダイが想定するライバルは、メルセデス・ベンツEクラスやBMW5シリーズだが、寸法的にはそれらよりひと回り大きいレクサスLSとほぼ同等。ホイールベースは2935mmでLSより35mm短くなっている。

 パワーユニットは、米国市場が初投入となる新開発オールアルミ4.6リッターV8DOHC。“Tau”と呼ばれるこのエンジンは、連続可変バルブタイミング機構と可変吸気システムを装備し、最高出力300hp以上、最大トルク41.5kg-m以上を発揮。トランスミッションにはマニュアル・モード付きのZF社製6A/Tを組み合わせ、リア・アクスルにはLSDを装備する。この結果、0〜96km/h加速6.0秒以下、最高速度209km/hを実現する見込みだ。

 ボディは超高張力鋼板を最適な位置に使用することで、メルセデス・ベンツEクラスやBMW5シリーズよりも軽量としながら12〜14%高いねじれ剛性を達成。これにより卓越した走りと優れた静粛性を両立した。

 また、サスペンションは前後5リンク式を採用。フロント・サスペンションは、上下のアームによる仮想キングピン軸を適切な角度にすることで、ステアリングに伝わる不要なキックバックを劇的に低減。リアは、ジオメトリーの最適化により快適な乗り心地の実現に貢献している。さらに、ドライバーの好みでシャシーセッティングを切り替えられる機能も搭載している。

 装備面では、トラクションコントロール付きエレクトロニック・スタビリティ・コントロール(ESC)や、EBD付き4輪ABS、ブレーキアシスト、8エアバッグ、アクティブヘッドレスト、HIDヘッドランプ、エレクトリック・パーキングブレーキなどを標準装備。アドバンスド・アダプティブ・クルーズ・コントロール、シートヒーター&ベンチレーター、リアカメラ付きナビゲーションシステムなども設定される模様だ。

 価格は3万ドル(約354万円)以下からになる予定で、ボディサイズとエンジンの排気量を考えるとかなり破格の設定。ジェネシスは米国市場に少なからずインパクトを与えることになるはずだ。

●ヒュンダイ・モーター
http://www.hyundai-motor.com/

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