【ジュネーブ07】オペルGTCコンセプトはベクトラか!?

▲オペルGTCコンセプトは、将来のオペルに採用される新しいデザイン言語を盛り込んだ4シーター・クーペのコンセプトだ。

▲滑らかなルーフラインやダックテール形状のトランク・リッドなどにより、GTCコンセプトはCd値0.25を実現している。

▲ボディサイドに大胆に刻まれたキャラクターラインが躍動感のあるイメージを強調。駆動方式は電子制御式4WDとなる。
 オペルは今回のジュネーブショーで、将来のデザインの方向性を示した4シーター・クーペのコンセプト・カー、GTCコンセプトを世界初公開した。

 このモデルは2003年のジュネーブショーに出展されたコンセプト・カー、GTCジュネーブの発展型。GTCジュネーブは“グラン・ツーリスモ・コンパクト”だったが、今回のGTCコンセプトは“グラン・ツーリスモ・クーペ”である点が異なっている。

 ボディサイズは全長4830mm、全幅1867mm、全高1432mmでBMW5シリーズより若干短く、幅広く背が低い程度。ホイールベースは2737mmでBMW3シリーズより20mmほど短くなっている。

 エクステリアは、逆台形のフロントグリルとヘッドランプに食い込むように配置された縦型のアルミ製エアインテークグリル、そして流麗なルーフラインが特徴。ボディサイドには、アンタラやオペルGTにのものをさらに発展させた彫刻的なキャラクターラインを与えた。ダックテール形状のトランクリッドが特徴的なリアには、フロントと反復するように縦型のアルミ製エグゾースト・エンドが配置されている。

 インテリアは、左右独立のリアシートが、ボタン操作によりフロントシートのシートバックに重なるように格納可能な“フレックス4”と呼ばれるシステムを採用。これにより4シーターから2シーターまで、用途に応じて室内レイアウトが変更可能になっている。同時に4人乗車時にはウエストラインから下で500リッターのラゲッジ容量も、最大1020リッターに拡大することができる点が特徴だ。

 パワートレインは最高出力300hp、最大トルク40.8kg-m/1850〜4500r.p.m.の可変バルブタイミング機構付き2.8リッターV6ガソリン・ターボを搭載。トランスミッションは6M/Tを組み合わせる。駆動方式は4WDで、走行状況に応じて瞬時に前後トルク配分を変化させる電子制御式を採用。また、アストラにも採用しているシャシー・コントロール・システム、IDSプラスを装備している。

 発表されたタイミングやボディサイズ、エンジンの排気量などから、今回のGTCコンセプトはボディ形状こそクーペだが、次期ベクトラの方向性を示している可能性が高いと思われる。ホイールベースは若干短いものの、ボディサイズは次期ベクトラと兄弟者になるであろうサターン・オーラやシボレー・マリブと似通っている。インパネの仕上がり具合はすでに量産レベルに達していることから、以外と早いタイミングに新型ベクトラとして、セダンか5ドア、またはワゴンの量産モデルが登場するかもしれない。

●オペル
http://www.opel.com/

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