【フランク07】未来のベンツSクラス? ベンツF700登場

▲メルセデス・ベンツF700は、ディーゼル・エンジンとガソリン・エンジンの美点を融合したDIESOTTOエンジンを搭載する。

▲全長5180mmの大型セダンだが、燃費性能は小型ディーゼル車並みの18.8km/リッターを実現。CO2排出量は127g/kmだ。

▲インパネにはシンプルな操作を実現した次世代ヒューマン・マシン・インターフェース、SERVO-HMIを搭載している。

▲ロングホイールベースにより広々とした室内空間を実現。多彩なアレンジを可能にしたREVERSEシートを採用した。
 ダイムラー・クライスラーは、11日に開幕したフランクフルトショーで次世代高級大型セダンのコンセプト、メルセデス・ベンツF700を公開した。

 F700は、未来のラグジュアリー・ツーリング・セダンの姿を表現したコンセプト。ディーゼル・エンジンとオットー・サイクルのガソリン・エンジンの長所を融合したDIESOTTOと呼ばれる技術を採用した、革新的なパワーユニットを搭載する点を最大の特徴としている。

 ボディサイズは全長5180mm、全幅1960mm、全高1438mmで、Sクラスのロングボディと比較して90mm幅広く、50mm程背が低い。ホイールベースは3450mmでSクラス・ロングより285mmも長くなっている。

 パワーユニットは2ステージ・ターボチャージャーを備えた1.8リッター直4直噴ガソリン・エンジンで、巨大なボディからは想像もできないほど小さい。しかし、ガソリン・エンジンでありながらディーゼル・エンジンと同様に希薄な混合気の自然着火による燃焼を実現したことで、小型ディーゼル・エンジン並みの18.8km/リッターという優れた燃費と40.8kg-mの最大トルクを実現。同時にターボで過給することで238hpの最高出力も達成した。

 0〜100km/h加速は7.5秒を実現。Sクラスでいえば3.5リッターV6ガソリン、または3.0リッターV6ディーゼル並みとなる。また、このDIESOTTOエンジンは最高出力20hpのハイブリッド・モジュールを組み合わせることも可能で、この場合にはさらに優れた動力性能を実現する。一方でCO2排出量は、ハイブリッド・モジュールなしでもこのクラスのセダンとしては異例に少ない127g/kmとなっている。

 シャシーにも革新的な技術を採用している。なかでも注目はふたつのレーザースキャナーが車輌前方の路面状況を捉え、その情報に応じて油圧式アクティブ・サスペンションをコントロールするPRE-SCANサスペンションだ。その乗り心地はまるで“空飛ぶ絨毯”のようだという。

●メルセデス・ベンツ
http://www.mercedes-benz.com/
●フランクフルトショー2007パーフェクトガイド
http://www.hobidas.com/auto/fms2007/

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