【フランク07】430スクーデリアはエンツォ並みの速さ

▲430スクーデリアはF1テクノロジーを注ぎ込んだF430ベースの究極のV8ベルリネッタ。その速さはエンツォと同等レベルだ。

▲エクステリアは吸排気系の改良や空力性能向上にともない、F430からかなりの変更を受けた。とくにリアはスパルタンだ。

▲軽量化のためインテリアトリムは可能なかぎり省略された。ステアリング背面のパドルもカーボン製となっている。

▲4.3リッターV8は基本的にF430と同じだが、最高出力はF430の20hpアップとなる510hpを実現。0〜100km/h加速は3.6秒だ。
 フェラーリは、11日に開幕したフランクフルトショーで、F1世界選手権で7度のワールドチャンピオンに輝いたミハエル・シューマッハ氏をプレゼンターに迎えて、F430のスペシャル・バージョンである430スクーデリアを発表した。

 実質的にチャレンジ・ストラダーレの後継モデルとなるこのモデルは、フェラーリがF1活動で培った技術とノウハウを惜しげもなく注ぎ込んだV8ベルリネッタの最高峰モデル。フェラーリの顧客のなかでも、とくに走りにこだわる人たちに向けて開発された。

 吸排気系の改良や空力性能向上にともなって変更を受けたエクステリアは、刺激的な走りを予感させるスパルタンなイメージに仕上がっている。実際の走りもルックス同様にかなり過激になっているようだ。

 パワーユニットはベースのF430と同じ4308ccのV8DOHCだが、最高出力は510hp/8500r.p.m.でF430の490hpから20hp向上。最大トルクは47.9kg-m/5250r.p.m.となっている。レブリミットは8640r.p.m.だ。車輌重量は内装の簡略化などでF430の100kg減となる1250kgを実現。この結果、パワーウェイトレシオは、わずか2.45kg/hpとなっている。

 トランスミッションには、最新のソフトウェアを採用し、わずか0.06秒という変速スピードを実現した2ペダルM/TのF1スーパーファーストを採用。また、新開発のトラクション・コントロールを電子制御デファレンシャルのEデフと組み合わせたほか、トラクション・コントロールとスタビリティ・コントロールを統合した車輌姿勢制御システム、F1トラックを装備した。

 この結果、0〜100km/h加速3.6秒以下、0〜200km/h加速11.6秒以下、最高速度320km/hという、究極のロードゴーイングカーと呼ぶに相応しい動力性能と、フィオラノのテストコースをエンツォと同等のタイムで周回するという極めて高い運動性能を実現した。

 このようなスペックを改めて知ると、その姿がそれまでよりもさらに美しく見えてくるから不思議。日本上陸の日はそれほど遠くないはずだ。

●フェラーリ
http://www.ferrariworld.com/
●フランクフルトショー2007パーフェクトガイド
http://www.hobidas.com/auto/fms2007/

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