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ジャガー・ブースで注目を集めていた新型XK。そのエクステリア・デザインを手がけたジャガーのシニア・デザイン・マネージャー、ジャイルス・テイラーに話を訊いた。

彼はシトロエンでクサラのエクステリア・デザインならびにC3コンセプトを手がけた後、1997年にジャガーへ移籍し、現在はXJおよびXKのデザインを統括するポジションにいる。同社のデザイン・ディレクターであるイアン・カラムの右腕と目されている人物だ。

中身の先進性と対照的に外観上はコンサバティブな進化に留まった現行XJに比べると、今度のXKは(ジャガー)としてはかなり大胆な変貌を遂げている。そのあたりの真意について、彼はこう語ってくれた。

「現行XJは、ジャガーのヘリテージを今一度見直そうという意識の元にエクステリアをリファインし、中身をより進化させたモデルです。それに対して新型XKは、XJとメカニズムの基本を共有しつつも、コンセプトカーのRD-6で提示したジャガーの新しいデザイン言語を盛り込んだ最初のプロダクション・モデルと言えます。先代から受け継いだのは、リア・サイドウインドーのグラフィックぐらいで、それ以外のディテールはほとんどすべて新しいデザインです。ジャガーはともすると保守的なメーカーと思われがちですか、サー・ウイリアムズ・ライオンズの時代は、伝統を重んじながらも、常に革新的なデザインにトライし続けてきたメーカーだったということを、われわれは今一度、再認識しています」

そんな彼に、個人的な“スター・オブ・ザ・ショー”を訊いてみた。

「私のタイプではありませんが、日産のGT-Rプロトは魅力的ですね。他にはない独自のオリジナリティが見て取れます。それからもう一台、興味をひかれたのはホンダのFCXコンセプトです。フラットな面を多用したエッジーなフォルムであるにも関わらず、あれだけ立体感のあるフォルムをまとめ上げる力量はなかなかのものですよ」

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