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2005年06月29日

究極のミニカー第2弾!!

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 月曜日のブログ(動画)が好評だったんで、図にのって今回も動画なのだ。もちろん、写真を見れば分かる人は分かる。そう、今日のテーマは「ホットウィール・レジェンズ・トゥ・ライフ」の第2弾!! #44カエル・ペティのホットウィール・ポンティアックだ。

 もちろん、 こっちも「ザ・スネーク」に負けず劣らずの秀作。本シリーズの特徴であるリアルな動きは、ピット作業で再現。ジャッキで片側を上げてタイヤ交換……って感じの動きがちゃーんと、採用されているのだ。

 レギュレーションでエアジャッキが使えないNASCARルールをちゃんと再現しているのがスゴイでしょ!!  それとNASCARでは、レース中に無線を使ってドライバ-がピットとやり取りをするんだけど、そんなレース中の会話まで収録されてるんだよね。う~ん、素晴らしい!!
 
 それにしても残念なのは、車両がカエル・ペティのポンティアックだってこと。だって、カエルじゃねぇ。どうせならおじいちゃんのリー・ペティとか、"キング"リチャード・ペティの乗っていたクルマだったらもっとカッコ良かったのに。

 さて、2回連続でお伝えしてきた「ホットウィール製レジェンズ・トゥ・ライフ」シリーズだけど、たしかこのシリーズは第3作までだったような……。で、その3作品目は、個人的に全然刺さらないモデルだったんだよね。どうせなら「ヘミ・アンダー・グラス」とか、「リトル・レッド・ワゴン」だとか、もうちょっとカッコいい車両を取り上げてくれれば、全部買ったんだけどね。残念!!

 そうそう、このシリーズが「どうしても欲しい方」は、ホットワイヤーに聞いてみたらどうでしょう? 店長の石橋さんなら、在庫がなくても、探してもらえるかもよ。もしくはライジングサンでも取り扱っているかも。

2005年06月27日

これぞ史上最強のミニカー

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 今年の10月でいよいよ40歳の大台に乗るかというのに、いまだに物欲が衰えることがないのには、我ながらほとほと呆れている。とにかく欲しいと思ったら、借金してでも買ってしまう。最も堕落していた10代後半の数年間は、学生の身分で自動車を3台も所有していた。それも、ニッサン・フェアレディZ(L28/3.1リッター改の輸出仕様)+マツダ・RX7(SA22C/13Bサイド改パテ埋めポルシェタイプ・フラットノーズFスポ付き)+トライアンフ・スピットファイアというメチャクチャな組み合わせだ。*書き間違いではない、3台同時に所有していたのだ。

 ちなみにRX7の記述にわざわざ「パテ埋めFスポ付き」とあるのは、当時エアロパーツの装着は厳しく制限されており、それをパテ埋めして乗っていること自体、「男気」の象徴だったからである……すなわちアホである……正確に記述すれば「整備不良車を転がしているバカ丸出し男」であった。
 
 暴露ついでに当時どうやって借金を返していたかというと、すべて夜のアルバイトで稼いでいた。と言っても水商売をやるほど器量が良かったワケではない。吉野家+地下鉄工事というのが一週間のバイトの基本ローテーション。これに週末になると隧道工事や、スタントマン(といってもエキストラに毛の生えたようなもの)のバイトなど、いくつかのオプションが加わって、毎月たしか21~22万円のローンを返済していたと思う。

 特に夜中の地下鉄工事は実作業が終電後の深夜1時頃から朝4時ごろまでの3時間程度。それでいて日給1万円ほどを頂けると言う、じつにワリのいいバイトだった。バイト先の社長が政治結社の親玉だったことと、真冬の綾瀬鉄橋上での作業がまさに凍てつくような寒さだったことを除けば、なかなかいいアルバイトだったと記憶している。

 それにしても、弊社「ネコ・パブリッシング」には、鉄道関連雑誌が山ほどあるが、深夜の地下鉄工事現場で、バラスト(砕石)を撒いたり、電線ケーブルを敷いたりした経験のある編集者はまずいないだろう。どうでもいいが、まったくアホな青春時代だった。もう一度やり直せるなら是非ともやり直したいが、残念なことにやり直したとしても、再び同じことを繰り返しそうな自分が怖い。

 さて、長い前置きはこのくらいにして、上の写真は、じつは物欲モードが全開になり、見た瞬間「どうしても欲しい!」と叫んでしまった1台のミニカーである。そして、こんなどうしようもない「大人の玩具」を見せて喜ぶのは、何を隠そうホビダス編集部の山田編集長であった。数年前のことだが、この「ホットウィール・レジェンズ・トゥ・ライフ」の第一弾を持って、止せばいいのにデイトナ編集部に見せびらかしに来たのである。

 たまたま居合わせてしまったのがいけなかった……。そして、ワタクシはこのミニカーに、見事なまでにズバリ刺さった。完璧に刺さった。嫁を見たときでも、ここまでトキメかなかった。それが「ドキュン!」である。まるで、振り向き様にアッパーカットを食らったような衝撃だった。

 むろん、ドン・”ザ・スネーク”・プラドオムが駆る『スネーク』がベースであったこともあるが、バーンナウトからカウルをアップするまでの動き、そしてエキゾーストパイプから放たれる閃光と、クリスマスツリーのリアルな点灯。そして何よりも、当時サウスカリフォルニアに実在した「ライオンズ・ドラッグ・ストリップ」が舞台だと言うこと。さらに、さらに、極め付けが、いかにもな感じの場内アナウンスである。

 見た瞬間に欲しくなった。これほどまでに完成された玩具は見たことがない。当然、買った! 弊社にはミニカー・エンスー道を極めているコレクターが多数いるので、あまり大げさなことは言えないが、とにかくそのリアルな動きを見て欲しい。若干画像が粗いが、その素晴らしくもリアルな動きと、臨場感あふれるアナウンスを披露するために、今回は特別に動画付きである。

 アップロード可能な動画ファイル容量の関係で、「FILE1」はエンジン始動からカウルのアップまでの動き。そして「FILE2」はバーンナウトからウイリーしながらスタートするまでの一連の動きを収録した。まずは見て欲しい、この完璧でリアルな動きを。ちなみに、カエル・ペティ仕様のナスカー・バージョンもあり。じつはそっちも持ってたりして……。アホ。

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2005年06月24日

進化するラスベガス

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photo by K.AKIMOTO(C) ◎撮影地:ネバダ州イーレイ

 自分で言うのもなんだが、ワタクシはどう見てもまっとうなサラリーマンには見えないと思う。格好は20年も前から「クールビズ」だし、少年期に形成されたラグビー体型は、今をもって衰えるどころか、部分的に(特にお腹ね)より一層立派になりつつある。伸びきった坊主頭みたいな髪形もいけないのかもしれない。

 ところが、そんな風体から想像されるほど、私生活は荒れていない(本当だってば)。ダメ親父定番の「飲む・打つ・買う」はもちろんのこと、パチンコですらほとんどやらないのだ。嫌いなのではなく、どうにも性に合わないのである。おそらく最大の理由は「儲かるのは胴元だけ」という分かりきった仕組みに納得できないからだと思う。

 そんな性分であるからして、カジノを公認しているネバダ州なんぞにいっても、ちっとも面白くない。そもそもカジノが嫌いな上、カジノ付きのホテルしかないのだから、嫌煙家に無理矢理新幹線の喫煙車両を案内するようなものだ。よって、ラスベガスは個人的にアメリカで最も嫌いな町となってしまった。

 「だったらカジノのないホテルを探せばいいだろう」と思われるかもしれないが、じつはこれがかなり難しい。カジノは大抵ホテルを兼ねている。宿泊客に寝食を忘れてカジノに夢中になってもらうためだ。特にちょっとした町のホテル=カジノであるから、ネバダ州のような場所で、カジノ無しのホテルやモーテルを探すのは、じつはかなり難しいのである。

 それがラスベガスとなった場合、もはやカジノ無しのホテルを探すのは至難の技といえるだろう。ホテルの一階を占拠したカジノにより、部屋へと運んでくれるエレベーターははるか彼方。重たいスーツケースと撮影機材を抱えながら、「チンジャラジャラ」という騒々しさの中を延々歩く。しかもこの状況は大抵ヘトヘトに疲れ果てた時に体験するのだから、部屋についた頃には、カジノがさらに嫌いになっている。

 ところが、じつは数年前から、そのラスベガスでいくつかカジノなしのホテルがオープンし始めたのだ。多くはクルマで30分ほど離れた隣町にある。ホテルのフロントにワケを聞いたところ、最近は同じようにカジノなしのホテルが増えつつあるという。その理由は、ラスベガスそのものがカジノの町から、総合エンターテイメントの町へと変貌し始めているからだという。

 ご存知の方も多いと思うが、ラスベガスは世界最大のエンターテイメントシティである。最近はカジノだけではなく、遊園地やアウトレットなどの娯楽施設が目白押しでオープン。ダウンタウンの郊外に昨年出来たアウトレットは、ドルチェ&ガッバーナや、コーチなど、有名ブランドの出店も多く、女性客や家族連れなどで多いに賑わっているそうだ。

 そもそもアメリカの法律では、子供がカジノへ入場すること自体禁止されており、そのため結果的にラスベガスでは長年子連れの客層を拾えなかったのである。

 シガーの煙が目にしみるカジノも、今や時代遅れ。最近はジェットコースターとアウトレットがラスベガス観光の目玉になりつつある。なんだか、少しはラスベガスが好きになれそうな気がしてきた。(写真は進化するラスベガスとは対極的な、ネバダ州の田舎町イーレイで見かけたオーソドックスなカジノ&ホテル)。

 

2005年06月22日

モーテルといえば……思い出すのはあの夜

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photo by K.AKIMOTO(C) ◎撮影地:ネバダ州イーレイ

一、給料日前にフト財布の中身を覗くと、チャリンと音がする。
一、幼稚園に通う息子が来年から公立小学校に通うことになり、ホッとしている。
一、ガソリンスタンドで、ついつい「20リッターだけ」といってしまうことがある。
一、部下と飲みに行くと、いつもお勘定の額を想像しながら飲んでいる。
一、子供の貯金を借りたことがある(しかもまだ返していない)。
一、子供たちには「お寿司は回転するものだ」と教えている。
一、最近、ユニクロにしか行っていない。
一、結婚披露宴には極力用事を作って出席しない。

 以上の要件に対して、5つ以上当てはまったら、アナタは間違いなく「貧乏な中年」である。残念なことに、ワタクシは全部に丸がついた。

 とにかくワタクシの財布にはいつも「金(札)」がない。子供が3人いて、しかもマイホーム・ローンを抱えた中年男性のごくごく自然な姿である(と思う)。そして、貧乏な人生を40年も過ごしていると、これがまた絶妙な「貧乏性」へと発展していくことがよくわかる。

 仕事がらアメリカ出張には何度も行ったが、一度行ったらページを稼ごうと、無理なスケジュールを企てる。これまで上司だった編集長は、誰も「1回の海外出張でカラー50ページ」などというノルマは課さなかったが、ワタクシが編集長になって以来、いつのまにかデイトナ編集部ではカラー50ページが海外出張の基本ノルマになってしまった。

 これでは誰も海外出張など行かなくなる。しかも、「カメラは自分で」とか、1回の食事代は10ドル以下など、どんどんレギュレーションが厳しくなっていった。結果、自らも、より一層節約するハメになる。

 一度、海外出張の際に、大変な目にあったことがある。サンフランシスコで取材を終えた夜、目の前には、一泊25ドルのローカル・モーテルと、一泊85ドルの「ホリディイン」が隣合わせて2軒建っていた。選択の余地はない。当然ながら、チョイスしたのは25ドルのモーテルだった。

 韓国系オーナーのローカル・モーテルは、一見すると「マトモ」な感じだったが、残念なことに照明が数箇所点かない上、TVとトイレが故障していた。振り返ってみれば、この時点でやめておけばよかったものを、「まぁいいだろう」と思って寝入ってしまったのが運のつき。

 昼間のダイエットコーク(XLサイズ)が効いたのか、夜中に尿意をもよおして、ついつい故障中のトイレを使用してしまい、そのまま勢いあまって水を流してしまったのだ。すると……止まらないのである……水が……。

 アメリカのトイレはとにかくよく故障する。「詰まる」のは日常茶飯事だが、水が止まらない経験は初めてだった。よく考えてみれば、だからこそ「故障中」だったのだが。

 さて、夜中のサンフランシスコである。水はあふれてくる。このまま行けば、間違いなく床上浸水である。困った挙句、フロントをたたき起こし、例の韓国系のオーナーを連れてくるべく、急いで部屋を出たのはいうまでもない。

 ところが、この時ワタクシは、おおいなる失敗を犯してしまったのだ。場所が場所だけに、部屋のロックだけは至極まともにオートロックだったのだ。こっちはパンツ一丁である。我に返っても、戻るに戻れない。しかも、モーテルの部屋は、ドアを開ければ屋外のため、どうみてもワタクシの姿は、パンツ一丁で夜中のサンフランシスコをうろついているホームレスであった。

 ちなみに、時間はうる覚えだが、夜中の2時、3時であったと思う。むろん、この時間ではフロントはなかなか起きない。やっとのことで起きてきた韓国系オーナーは、マトモな英語が出来ない。もちろん、コッチもまともな英語ではない。さらにこちらは、くどいようだがパンツ一丁である。

 5分ほどのヤリトリの後、なんとか事情を理解してくれて、部屋の鍵を開け、韓国系オーナーは水を止めてくれたのだが、作業完了まで、およそ15分はかかっただろうか? 結果的に部屋はトイレの水に浸ってしまった。

 翌朝、宿泊代にはきっちりクリーニング代150ドルが上乗せされていたのは当然といえば当然だろう。かくして「貧乏性」が、さらに「貧乏」を増進させることをワタクシは知ったのであった。

 あぁ、思い出の「サンフランシッコ……」。

*本文と写真はなんの関係もありません。また、文体が変わっていることはご容赦ください。気まぐれです。

2005年06月20日

冷戦勃発?

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 ル・マン24時間耐久レースが、やっと終わりました。イヤ、「お前にはカンケーないだろう」と思われるかもしれませんが、じつは自宅のリビングを基地にして、デイトナWEBサイト内で展開中だった、24時間レポートの裏方をズーっとやってたんですね。

 ル・マンでの不眠不休(つまり24時間耐久取材)は何度も経験してますが、さすがに自宅リビングでの24時間耐久ブログは初めての経験でした。3人もいるガキどもは、アッチャコッチャで走り回り、ル・マンのリザルトを書き上げている前で、宿題始めるわ、ピアニカ吹き始めるわ……。

 オマケに土曜日はカミさんの誕生日でして、いつものように何の理由も話さず、自宅でズーっとPCいじって仕事をしているのを見て、そのカミさんはいつの間にか口も利いてくれない冷戦状態に突入してしまいました。

 冷戦の報復攻撃は兵糧攻めです。よって、土曜日の晩御飯はワタクシの分だけ用意されていませんでした。ル・マンのクルーたちがピットでケータリングの食事を摂っている一方で、こちらは一人さびしく来来軒のミソチャーハン食べてたワケです(トホホ……)。

 しかも、最初から書斎で仕事をすればよかったのですが、「リビングなら疲れたらそのまま寝れるから」と思って座布団、仮眠用の毛布を持ち込んで仕事を続けてきたものの、慣れない床上での原稿打ちは腰に負担をかけてしまい、ル・マンの終盤では写真のようにクッションを3つも重ねて寝ながら原稿を書くハメに。

 さて、問題は30代最後の誕生日に、「自宅にいるのどこにも連れて行ってもらえない」と完璧にオーバーヒートしちゃってるカミさんですが、夕方突然近所の電気屋に行ってパンを焼く機械(写真右上:なんて言うんでしょこの機械は)という新型兵器を購入してまいりました。

 おそらく「何も買ってもらえないから、自分で買ってきた」というところなのでしょうが、なにせ口を利いてもらえないので、その真意は測りかねます。問題はこのパン製造機(と買ってに名付けました)は、子供たちの会話によるとどうやら明日の朝食のパンを焼いているらしいのですが、出来上がったパンの分け前が、ワタクシにも配分されるのか? ということです。

 ル・マン24時間の激闘、本当にお疲れ様でした。フランスの皆さんは、すっかり終戦ムードかと思いますが、遥か彼方の日本では、まだまだ冷戦状態が続いております。よろしかったら、兵糧攻めに苦しむワタクシめに、うまいチーズの一カケラなんぞを持ち帰ってもらえれば幸いです。

2005年06月17日

ル・マンの季節です!!

今年もル・マン24時間季節がやってきた。本日のブログはそのル・マンにエントリーするコルベット・レーシングのお話。

★本文の続きはこちら「↓」から★

20060701bi.gif続きを読む "ル・マンの季節です!!" »

2005年06月15日

6畳和室から4畳半(洋間)への転換

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 ホビダス内の各ブログでもすでに掲載されていますが、遅まきながらも新型「ステップワゴン」に乗ってきました。なんでも全長をつめて、全体的に低床・低重心化を図ったとか。運動性能が格段に良くなったとは、ホンダ発表のリリースの通り、各ジャーナリストの方々もお褒めになっている模様です。

 でもね、ワタクシは正直がっかりしました。生憎の雨模様の中で開催された横浜での試乗会。運転席での第一印象は「うっ、せっ狭い……」だったからです。ボクシーなスタイルで売っていた先代に比べ、ルーフに向かって絞られたデザイン、キャラクターラインの入ったサイドパネルなど、デザインを優先した結果、新型(第三世代)の室内は明らかに狭くなっていたのです。実際、全長を短くしたが故に、そのしわ寄せがカーゴスペースに現れているのは明らかでした。カーゴスペース床面面積はほぼ旧型同等とのコメントでしたが、上部方向は完璧なまでに奥行きが減少しています。

 全長/高、室内長/幅/高など、ほぼ全方位において拡大された旧モデル(第二世代)は、当初奥様方に敬遠される恐れを抱き、視覚的に小さく見せるためボディ端にグレーのモールを配置していたのが特徴的でしたが、この拡大路線の恩恵を受けて3列シート使用時でも十分なカーゴスペースを誇っていたのがこれまた大きな特徴でした。また、この第二世代では頭部方向に対しての室内幅拡大(第一世代比で+40mm)が非常に有効的に効いており、まさに無駄なスペースを設けることで感覚的な「広さ」を手にしていたのです。ところが、新型ではこれらの部分がゴッソリ削減されてしまいました。

 専用の低床プラットフォームや、肉厚を増して多少なりとも良くなったセカンド&サードシート、そして話題となっている床面のフローリング化など、至極まじめに作られている新型ステップワゴンですが、「走ってどうこう」、「見た目でナンボ」を優先するが故に、肝心のインテリア・スペースを犠牲にしてしまったのでは元も子もありません。大きいことが販売上のネックになるのは十分理解できます。でも、その一方で買い替えユーザーにとって、小→大(もしくは狭→広)はあっても、大→小(広→狭)は有り得ない選択でしょう。

 カーペット同様の摩擦係数を誇り、雨天時の使用でもほぼすべることのなかったフローリング・フロア。また低床化を受けてよりアクセスのしやすくなったフロア高など、細部に渡って出来のいいステップワゴンですが、残念ながらボクシーやセレナに対して圧倒的なアドバンテージを誇っていた室内空間の減少は、ファミリー層にとってけっして妥協のできない部分かと思える次第です。

 一旦6畳間に住んでしまったら、4畳半には住めなくなってしまう。よく出来た6畳間だっただけに、新型の4畳半(洋室)には残念な思いがことさら強く感じる今日この頃なのです。なお、念のため新型ステップワゴンの室内幅×長から算出した床面積は、関東間換算でさえわずか2畳半……。坪換算では約1.25坪となり、ゆっくり足を伸ばせる浴槽の付いた、やや広めのユニットバスがジャストサイズであります。

●ホビダス内その他ステップワゴンの記事はこちら
オートカー(中尾編集長)
ホビダスニュース
笹本健次的ブログ生活
 

2005年06月13日

アメリカの栄枯盛衰を感じる
ハイウェイの旅

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photo by K.Akimoto(C) ◎撮影地:ネバダ州ユーリカ

 「GENERAL STORE/ゼネラルストア」ってのは、日本語に訳せばまさに「雑貨屋さん」。コンビニが生まれる前、小さな町の生活必需品を揃えていたのは、上の写真の様な、ちっぽけな雑貨屋さんだったんだと思います。

 古びたレンガ造りの店舗。ヒビの入ったガラス窓に、クアーズのサイン。ハイウェイ50を走っていたこの日、真っ青な空の下でひっそりと佇んでいたゼネラルストアは、きっとこの小さな町のために一生懸命働き、来店する町の人々に愛されながらも、時代の移り変わりと共にその役目を終え、誰に知られることもなく、静かに看板を下ろしたのかもしれません。
 
 ハイウェイを走っていると、御覧の「ゼネラルストア」のように、アメリカの栄枯盛衰を感じることが出来ます。便利なフリーウェイを利用せず、ちょっと遠回りでもローカルなハイウェイを旅する。それは新たなる発見の始まりでもあるのです。

2005年06月10日

寂れた町の、寂れた「BAR」と
真夜中のメインストリート

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photo by K.AKIMOTO(C) ◎撮影地:ネバダ州イーレイ

 いきなりですが、「お酒飲みたい...」って思っても、アメリカの場合、そう簡単には行きません。ご存知のように、アチラでは公共機関(電車&バスなど)の整備があまり行われていませんから、まず「飲んだら乗るな」ってのが難しい。すっかり酔っ払っても、クルマに乗って帰るしかないんですね。日本みたいに検問をやらないから、まぁそれでもよほど運転がおかしくない限り発覚しないってのはホント。でもね、一旦捕まったら最後、日本よりも罰則規定は厳しく、簡単には出て来れないらしいですよ。もしも飲酒状態で死亡事故なんて起こしたら、「殺人罪」で起訴されることだってあるそうです。
 
 また、公共の場所では「飲酒」が基本的に認められていません。「真夏のビーチでビールをグビっ」なんて、日本ではごく普通の光景ですけど、アメリカではNGなんですね。もちろん、販売時の年齢確認もキッチリやってます。コンビニでビールを買う時だって、写真付きのIDを提示しないと売ってくれないんですから。

 じゃぁ「どこかに飲みに行こうか」って思っても、問題あり。ビールやワインならダイナーやレストランでも飲めますけど、ハードリカー(ウイスキーなど)の場合、お酒の販売許可が異なるため、「BAR」などに行かないとなかなか飲めないんですよ。

 写真は、ネバダ州イーレイという小さな町で、メインストリートを撮影していた時に見つけた古びた「BAR」。道端に投げ捨てられた新聞と、「BAR」のお客が乗り付けたと思われるオンボロのフォード・トラック。そしてオレンジ色の街灯が、いかにも寂びれた町って感じ。残念ながら、こんな田舎町で、英語もマトモに話せない日本人が胸張って「BAR」に入れるほど、世の中寛容ではありません。この日は、いつもの様に小汚いモーテルの部屋に帰り、コンビニで買ってきたビールを飲むのが精一杯でした。

2005年06月08日

「ここにクルマ停めて、飯食え!」
って言ってる、アメリカの看板

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photo by K.Akimoto(C) 
◎撮影地:カリフォルニア州ビショップ郊外(だったような気がする……)

 アメリカの看板が大好き! それも、ちょっと古びた看板を見ると、なにがなんでもシャッターを切りたくなってしまう。だから、アメリカ取材の移動ルートは、ローカル色満点な「ハイウェイ」が中心。よほど急いでない限り、高速移動できる「フリーウェイ」は使わないので、一緒にいるスタッフたちにはもの凄く不評でしたけどね。
  
 でもね、こんな風にローカルルートを走っていると、アメリカの色々な側面が見えてくるんです。フリーウェイの移動ではけっして目にすること出来ない、「本当のアメリカ」を感じることができる。それがハイウェイの大きな魅力だと思います。

 ネバダ州リノからロサンジェルスに向かっていたある日。シェラ・ネバダ山脈を右手に見ながら、ハイウェイ395号線を南下していると、目の前に現れたのが上の看板でした。「EAT」と書かれたシンプルな看板は、とっくの昔に廃業してしまったダイナーの悲しい名残。主も母屋もなくなって、看板だけが本来与えられた仕事を、黙々と続けていました。そんな、真っ青な空に向かって毅然と立ち続けている看板を前に、思わずシャッターを切ってしまったのが御覧の1枚です。
 
 パックツアーもいいけれど、異文化との出会いを求めるならば、ちょっと勇気をふりしぼってレンタカーのステアリングを握り、ハイウェイ目指して走ってみましょう! きっと、今まで知らなかった「本当のアメリカ」に出会えるはずです。 

2005年06月06日

いくらなんでも勝っちゃまずいだろ……
「省燃費テスト日米対決」の結果は?

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 クライスラー・300Cをご存知ですか? ダイムラー・クライスラー日本が輸入しているこのクルマは、アメリカで大ヒットを記録しているFRの4ドアパッセンジャーカー。じつはこのクルマをデイトナでは長期インプレッション中なんです。

 さて、本日発売の「デイトナ」最新号ではそのクライスラー・300Cを、無謀にも世界最高峰の1台であるトヨタ・セルシオと対決させるという暴挙に! といっても、運動能力や静粛性なんていう項目での比較ではなく、なんと燃費。「あちゃー、それは勝てないでしょ、セルシオに」。誰もがそういうと思ってました。何を隠そう、このワタクシ自身が、セルシオの記録にどこまで近づけるか? って感じで考えていたんですから。

 ところが、なんと「勝っちゃったんです」。東京・目黒から茨城・水戸までの往復252km。同じコースを同じドライバー(=アキモト)が(異なる日時に)走ってみたところ、なんとクライスラー・300Cがセルシオに僅差で勝利してしまったのです。……困った……、絶対負けると思ってたのに……。しかも、300Cのメーターは誤差が大きくて、メーター読みの平均燃費と実測値ではリッターあたり2km以上も数値が違ったんですよ。おかげで、ガソリンスタンドで給油するまで、頭の中にある原稿は、「セルシオには負けたけど、300Cの燃費性能もなかなか良かった……」なんていうシナリオだったのです。

 さてさて、クライスラー・300C対トヨタ・セルシオの燃費テストについて興味のある方は、是非デイトナ7月号「14周年記念号」を見てくださいね。300Cも走り方さえ工夫すれば、かなりの高燃費が実現できるってことをご理解いただけると思います。

◎重要! 「アメ車=燃費が悪い」ってのは、もう過去のものですよ。

2005年06月03日

編集長、辞めればただの人?

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photo by K.Akimoto(C) ◎撮影地:ネバダ州オースチン郊外

 ホビダス・オープンにより、ぐんぐん視聴率上がってます。事業責任者として嬉しい限りです。しかも、こんなしょーもないブログにまで目を通していただいて、本当にありがとうございます。それにしても、6月1日の朝にオープンしたこの「ホビダス」ですが、じつは提携パートナーの凸版印刷さんから、「ただいま6月1日、午前7時15分、ホビダス開通しました!!」って電話を受けた時は、不覚にも涙腺がパンクしそうになってしまいました。
 
 ここだけの話ですが、じつは4月の末ごろから、ズーっと落ち込んでいたんです。それは長年携わってきた「デイトナ」の編集長を、この「ホビダス」事業のために辞めてしまったからです。自ら退任を決めた時は、じつはそうでもなかったんですが、精神的落ち込みは日増しに増すばかりでした。「デイトナ」は、ネコに入社以来約12年間努めた雑誌です。ボクの編集者経験の大半を占め、様々な経験を積ませてもらった雑誌です。

 そんなこともあり、「デイトナ」に対する愛着は人一倍強かったんだと思います。「デイトナ」は今でも世界中で一番大好きな雑誌です。その雑誌から遠ざかることがこれほどまでに辛いことだとは思いもしませんでした。社内のデスクはそのまま。目の前にはデイトナ編集部員が全員座っている。新しい編集長は、ボクの最も信頼できる後輩のひとりであるにもかかわらず、そんなブルーな毎日が続いたんです。

 さらにワタクシの退任を知った周囲の人々からの「長い間お疲れ様でした」というメールや電話を受けるたびに、目頭が……。歳をとると涙もろくなるというのは本当でした。「ホビダス」がオープンした今でも、じつはまだまだ紙媒体への未練を捨て切れていません。ネットにはネットの面白さがあるのは十分理解できました。でも、いつかまた紙媒体を立ち上げたいなと思う毎日です。 

 写真はアメリカでもっとも「寂しいハイウェイ」と呼ばれている「Highway #50」で撮影した1枚です。その昔は、東西を結ぶ重要なルートだったこのハイウェイも、今ではより便利な周辺のフリーウェイにとって変わられてしまったようです。現在では日々の交通量が極端に少なくなり、クルマとすれ違うことも稀だとか。そんなハイウェイで、三脚をセットすること十数分。地平線の向こう側から、真っ赤なビッグリグが現れ、目の前を時速55マイルで通り過ぎていきました。こんなヒストリックルートでも、忘れずに訪れてくれる人(クルマ)がいるんですね。

 ワタクシの気分は今もブルーですが、「ホビダス」がスタートした現在、だいぶ変わってきたような気がします。同じブルーでも、写真のような「真っ青なスカイブルー」って感じでしょうか。だんだんと晴れ間が広がってきた感じです。ということで、長年努めたデイトナ編集部のみなさん、そしてもちろん読者の皆さん、長い間本当にありがとうございました。そして、この「ホビダス」同様、新しい「デイトナ」もよろしく! きっともっともっとパワフルなデイトナになりますぜ!

2005年06月01日

はじめまして「ホビダス」です
今後とも宜しくお願いいたします

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photo by K.Akimoto(C) ◎撮影地:カリフォルニア州ベニスビーチ

 皆さんはじめまして! 御覧いただいている「ホビダス」は、趣味の総合出版社「株式会社 ネコ・パブリッシング」がお届けする趣味の総合WEBサイトです。世界中の趣味人のために、様々な趣味のジャンルをインターネットの世界でご堪能いただける、「趣味人による、趣味人のための、趣味の総合WEBサイト」なのです。

 振り返れば準備期間はわずか半年。右も左もわからない状態からのスタートでしたが、お蔭様で本日ここに無事グランドオープンすることができました。これを機会に本ブログ共々、ぜひともご愛顧いただけますようよろしくお願いいたします。

 申し遅れましたが、ワタクシは本WEBサイト「ホビダス」の管理人を努めさせていただいております秋元一利です。このブログではデイトナ編集長時代(本WEBサイトの立ち上げ直前までデイトナという自動車雑誌の編集長を務めていました)に撮りためたお気に入りの写真や、気になる情報などを中心に更新していきたいと思います。「アメリカ好き!」、「アメ車好き!」、そして何故か「バリ島が一番好き!」なワタクシの戯言にお付き合いいただければ幸いです。

 さて、記念すべき第一回は、南カリフォルニアはベニスビーチで撮影したお気に入りの1枚を掲載させていただきました。ニッサン・トラックをベースにした眩しいくらいのイエローボディが、これまた吸い込まれそうなスカイブルーの空に良く映えるでしょ。

 そろそろ南カリフォルニアは夏! 美しい海岸線をバックに走り抜けていくホットロッド。オンボロのVWにロングボードを乗せて駆け抜けていくローカルサーファー。あぁ、思い出すだけで涎の出そうな、世界で一番気持ちいい、カリフォルニアの夏が始まります。