今年もル・マン24時間季節がやってきた。本日のブログはそのル・マンにエントリーするコルベット・レーシングのお話。
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こんな仕事をしているにもかかわらず、実はこのワタクシ、いわゆる「エンスー」とは程遠い人間なのです。そもそも物に対する思い入れがあまりない。自動車は大好きだが、乗っているクルマに対する知識欲がほとんどない。「このクルマはさぁ、昔○×△で活躍したんだよね」なんて、語るのも、語られるのも嫌い。どうでもいいでしょ、そんなこと(と大きな声でいうと、四方八方から物が飛んできそうな会社なのですが……)。
よって、昔からF1もWRCもほとんど興味の対象外でした。実際、F1なんてガキの頃にタイレルの6輪RCを買ってもらったぐらいしか記憶にありません。つまり、この会社(ネコ・パブリッシングというエンスーの巣窟)の中ではかなり異質の存在なのです。
そんな「モータースポーツなんてどうでもいいでしょ」的なこのワタクシですが、じつはアメリカン・モータースポーツだけは別格なんですね。究極のエンターテイメントであるアメリカン・モータースポーツは、ハリウッド映画と一緒で、ビール飲んでポップコーン食って、ただただ馬鹿笑いして、手に汗握ってストレスを発散させるには最高のチャンス。すべての観客を楽しませるために、あらゆるショーアップが考えられている、まさに地上最強(驚!)のモータースポーツなのです。
中でもNASCARが主催するストックカーレースは絶対お勧めですよ。最高峰のネクステルカップ(写真左端)や、クラフルマントラック(写真右端)では、なんと軽く10万人以上の観客を集めるというのですから、人垣の連なるグランドスタンドを見渡しただけでも迫力十分。レースは楕円のサーキットをぐるぐる回るだけの単純なものなんですけど、これがまた単純なだけに面白いんですね。観客席からコースの全てが把握できる設計と、ぶつけ合いもアタリマエというストックカーレースは、幼い頃にTVで見たローラーゲームにも良く似ています。
まさにストレス解消と感動を同時に味わえるアメリカン・モータースポーツですが、じつはそのアメリカンモータースポーツの主役であるシボレーが、ベクトルとしてはまったく正反対のル・マン24時間耐久レース(写真中央)に出場しています。光栄なことに何度かこのル・マン24時間へも取材で伺うことが出来ましたが、ピットの中にスニッカーズが山のようにストックされていたのは、後にも先にもコルベット・チーム以外見たことがありません(笑)。
さて、灼熱の太陽の下でスタートし、漆黒の闇の中で熱いバトルが繰り広げられ、そして疲れ果てた体をやさしい朝陽が包み込む。時には雷雨に襲われ、時には熱波に苦しめられる、まさにストイックな24時間が今年も始まります。ホビダスでは、 コルベット・レーシングの激闘24時間をお届けする予定ですので、どうぞそちらもお楽しみいただければ幸いです。



