2005年06月10日

寂れた町の、寂れた「BAR」と
真夜中のメインストリート心に残るアメリカ

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photo by K.AKIMOTO(C) ◎撮影地:ネバダ州イーレイ

 いきなりですが、「お酒飲みたい...」って思っても、アメリカの場合、そう簡単には行きません。ご存知のように、アチラでは公共機関(電車&バスなど)の整備があまり行われていませんから、まず「飲んだら乗るな」ってのが難しい。すっかり酔っ払っても、クルマに乗って帰るしかないんですね。日本みたいに検問をやらないから、まぁそれでもよほど運転がおかしくない限り発覚しないってのはホント。でもね、一旦捕まったら最後、日本よりも罰則規定は厳しく、簡単には出て来れないらしいですよ。もしも飲酒状態で死亡事故なんて起こしたら、「殺人罪」で起訴されることだってあるそうです。
 
 また、公共の場所では「飲酒」が基本的に認められていません。「真夏のビーチでビールをグビっ」なんて、日本ではごく普通の光景ですけど、アメリカではNGなんですね。もちろん、販売時の年齢確認もキッチリやってます。コンビニでビールを買う時だって、写真付きのIDを提示しないと売ってくれないんですから。

 じゃぁ「どこかに飲みに行こうか」って思っても、問題あり。ビールやワインならダイナーやレストランでも飲めますけど、ハードリカー(ウイスキーなど)の場合、お酒の販売許可が異なるため、「BAR」などに行かないとなかなか飲めないんですよ。

 写真は、ネバダ州イーレイという小さな町で、メインストリートを撮影していた時に見つけた古びた「BAR」。道端に投げ捨てられた新聞と、「BAR」のお客が乗り付けたと思われるオンボロのフォード・トラック。そしてオレンジ色の街灯が、いかにも寂びれた町って感じ。残念ながら、こんな田舎町で、英語もマトモに話せない日本人が胸張って「BAR」に入れるほど、世の中寛容ではありません。この日は、いつもの様に小汚いモーテルの部屋に帰り、コンビニで買ってきたビールを飲むのが精一杯でした。

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