
photo by K.Akimoto(C)
◎撮影地:カリフォルニア州ビショップ郊外(だったような気がする……)
アメリカの看板が大好き! それも、ちょっと古びた看板を見ると、なにがなんでもシャッターを切りたくなってしまう。だから、アメリカ取材の移動ルートは、ローカル色満点な「ハイウェイ」が中心。よほど急いでない限り、高速移動できる「フリーウェイ」は使わないので、一緒にいるスタッフたちにはもの凄く不評でしたけどね。
でもね、こんな風にローカルルートを走っていると、アメリカの色々な側面が見えてくるんです。フリーウェイの移動ではけっして目にすること出来ない、「本当のアメリカ」を感じることができる。それがハイウェイの大きな魅力だと思います。
ネバダ州リノからロサンジェルスに向かっていたある日。シェラ・ネバダ山脈を右手に見ながら、ハイウェイ395号線を南下していると、目の前に現れたのが上の看板でした。「EAT」と書かれたシンプルな看板は、とっくの昔に廃業してしまったダイナーの悲しい名残。主も母屋もなくなって、看板だけが本来与えられた仕事を、黙々と続けていました。そんな、真っ青な空に向かって毅然と立ち続けている看板を前に、思わずシャッターを切ってしまったのが御覧の1枚です。
パックツアーもいいけれど、異文化との出会いを求めるならば、ちょっと勇気をふりしぼってレンタカーのステアリングを握り、ハイウェイ目指して走ってみましょう! きっと、今まで知らなかった「本当のアメリカ」に出会えるはずです。


