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2005.7.04

ガラクタだらけの車庫生活

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 弊社株式会社 ネコ・パブリッシングには、「ガレージライフ」と言う、実に高尚かつブルジョワな趣味の本がある。ページをめくる度に、「赤い跳馬」や、「黄色い猛牛」が次々と現れ、大理石の床と1基数百万円はしそうなツールボックスが連なるという、まさに我々庶民には別世界と思える1冊だ。

 残念ながら、そんな高尚な世界とはまったく関係なく、我が家にも車庫がある。ここできちんと確認しておきたいが、車庫とガレージは似たもののようでまったく異なるものを指す。「ガレージライフ」というタイトルは、なかなかいい語感だが、仮にこの本が日本語の「車庫生活」だったら誰も買うまい。つまり、「ガレージ」は文化を、「車庫」は場所を指す言葉なのだ。もちろん我が家のそれは間違いなく後者である。

 もっとも、こんな「車庫」でもそれなりにしたから、サラリーマンにとってはかなりハードルの高い設備となった。家を建てる際に最優先案件として、無理矢理作ってもらったものの、むろん、家族は誰も賛成しなかった。そこを「車庫を作ってくれないなら、もう働かない」と駄々をこねてなんとか納得してもらったのである。子供の駄々は頭をゴツンとたたけばなんとかなるが、大人の駄々は始末におえない。

 ところで、そこまでして建てた車庫なのだが、「箱」があればそこに「入れる物」を探してくるのが人の常である。1年もしないうちに。、我が家の車庫はガラクタばかりに占領されてしまった(以下参照)。

◎20年ぶりにやろうと思って買ったものの、一度使ってまともに乗れずに諦めたサーフボード。
◎6年前に購入して、一度しか使わなかったスノーボード。
◎10年ぶりに再開しようと思って買ったものの1シーズン限りで使わなくなってしまったジェットスキー。
◎免停確定後に通勤用に購入。1ヶ月後の免停明けより天井からぶら下がっているマングースのMTB。
◎アメリカで衝動買いしたものの、今やすっかり子供の玩具になってしまったスケボー。
◎年に数度しか出動しなくなってしまったものの、車両保険にまで加入している40年前のアメ車。
◎こちらも年に10回乗ればいい方だと言うハーレー・ダビッドソンetc……。

 このようにほとんど使われること無く、ただただ放っておかれているガラクタだが、ワタクシの唯一の楽しみと言えば、そのガラクタを眺めながら車庫でビールを「グビっ」とやることなのだ。動かす機会のないジェットスキーのハンドルポールを磨き、ハーレーのメッキ部品をとことん磨く。時には意味もなくダッジのエンジンをかけ、こもった排気に咽ながらビールを「グビっ」とやる。あぁ、これぞ最高に幸せな週末……。

 ちなみに、我車庫でもっとも活躍しているのは、缶ビールをキンキンに冷やしている冷蔵庫である。「お宝ショッピング」でみつけたこんな冷蔵庫があったら、少しはガレージライフに近づけると思うのだが……(車庫話の続きは水曜日のブログにて)。BGM提供

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