アメリカ車といえば、1950年代の黄金期「`50s=フィフティーズ」時代のモデルが象徴的だが、個人的には1960年代初頭の、小ぶりなテールフィンのモデルの方がずっと好きだ。

photo by K.AKIMOTO(C)
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元々テールフィンというのは、航空機や宇宙産業など、当時最先端を走っていた「技術」を新型モデルのイメージに落とし込むために取り入れられたもので、GMのデザイナー(正確にはデザイン部門のトップ)「ビル・ミッチェル」が双胴機である「P-38ライトニング」の垂直尾翼を見てイメージしたのが最初だと言われている。
その後、飛行機だけではなく、ロケットまでモチーフにされ、1959年モデルを頂点にテールフィンは拡大の一途をたどって行った。でもね、でかすぎるでしょ、やっぱりあの50年代のテールフィンは。
それに比べると、1960年代に入ってからのテールフィンは、徐々にまともなサイズに縮小され、自動車デザインの一部として自然な形で取り入れている。
写真は著名なホットロッド・デザイナーのひとり「スティーブ・スタンフォード」の愛車である1961年型キャデラックだ。全体のデザインに見事に調和している自然なテールフィンは、アメリカ車の象徴を上手に生かした最後の世代だった。
ちなみに、こんなクルマを乗りこなす、「粋なジーサン」。それが我人生の30年後の「夢」でもある。う~ん、1961年型のキャデラック(しかもちょっと車高を落として)を転がす「ジー様」ってのは、なかなかカッコいいね。



