ユタ州とアリゾナ州にまたがって広がる「モニュメントバレー」は、グランドキャニオンと並んでアメリカ西部を代表する自然公園だ。砂漠の真ん中に、奇岩がボコボコと立ち並び、じつに壮観な景色が広がるこの場所を、フォード・マスタング、F150、そしてハーレー・ダビッソン製「V-ROD」で走った。
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ナバホ族のインディアン居留区に広がるモニュメントバレーは、これまで様々な広告に登場している。最近では先代マスタングの紙媒体用広告(つまり雑誌などの広告)にも使われてきた。
デイトナ本誌の表4は、2年ほどフォードが出稿していたので、つまりデイトナの裏表紙には常にモニュメントバレーをバックにしたマスタングの広告が掲載されていたことになる。
数年ほど前、そのフォードとのタイアップ企画がまとまり、アメリカ西部をマスタングとV-RODで走り回ると言う、いかにも楽しそうな企画が実現した。
一般的にタイアップ企画と言うと、メーカー&インポーターの意向を汲み取った、ズッポリ商業ベースの企画が多いが、残念ながらワタクシもフォード側の広報担当の方も、そんなものは期待していなかった。フォードもハーレーも翌年は創立100周年を迎える年であり、両社のイメージを相乗的に向上させる美しい写真が欲しかったのだ。
8月以降、何度となく掲載しているV-RODとマスタングの写真は、じつはすべてこの頃撮影したものばかりだ。今日、掲載した写真は、その先代マスタングがモニュメントバレーの中を疾走しているところを撮影したものである。
ファインダーのこちら側では、伴走車のフォード・F150の荷台に乗り、タイラップで体と荷台を縛りつけ、落ちないようにしながら必死でシャッターを切っているワタクシがいた。実はこの日はとても風が強い日で、目も開けていられないほどの砂塵が舞っていたのだが、そんな状態でも写真を撮影している瞬間は、とても楽しいものだった。


