一般的に新しいモデルは大抵よくなっていることが多いが、アメリカ車の場合そうでもないケースが間々ある。しかし、300Cは確実によくなっているのでご安心を。1週間ほど、2006年モデルを試乗したが、2006モデルは確実に良くなっていた。2005年モデルを買った人、ゴメンナサイ。お勧めは2006年モデルなのだ。

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そっと走り出した瞬間に、「あれれ……?」と不思議な感触に包まれ、そのままペダルを踏み込んで、確かな違和感を感じた。2006年モデルの300Cは、確かに違う。一流のアスリートが、さらに上の領域を目指すべく、徹底的に鍛えなおしたように、このクルマは1年で確実によくなっている。
正直惚れ直した。低中速域では、よりスムーズな加速を体験できるし、足まわりは全体に引き締められた印象を受ける。アクセルペダルの開度と、車体の挙動がより一層ダイレクトな動きとなり、2トンの巨体をストレスなく加速させていく。
反面、インテリアの印象は2005年モデルと大きな差異を感じられなかった。より淡いグレーに変更された2トーンのインテリアは、思ったよりも印象が弱く、期待していたほど鮮烈なアップデートではなかった。インテリアの2トーンは、もっと濃淡差を強調すべきだと思う。
……でもまぁいいか。とにもかくにも走りの印象はまるで違う。さらに良くなったのだから。
知人に「2005年モデルの中古と、2006年モデルの新車を比べてどっちが買いなのか?」と問われたが、もちろん即答した。「迷わず2006年モデルを買うべきだ」と。
もうすぐ入ってくる2006年モデルの右ハンドルも、同じような印象を与えてくれるのだろうか? 好き嫌いのハッキリするデザインだが、それだけに、300Cには「どうしても欲しい」と思わせる魅力がある。
右ハンドルだけのラインナップになるのは賛成できないが、右ハンドルも追加されるのなら話は別だ。選択肢が広がることでユーザー層も拡大することだろう。
当初左ハンドルから右ハンドルにスイッチされるという話があった300Cだが、クライスラー・ジャパンは左ハンドルとの併売に向けて動いているとのこと。実現されれば、嬉しいニュースとなるだろう。
とにもかくにも、2006年モデルはいい。夏の入荷分(2006年モデル初期入荷台数)も残りわずかとのこと。すでにホワイトは売り切れで、残るはブラックとシルバーのみ。さぁ、お急ぎください。

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