アメリカには凄いクラシックカーがゴロゴロ転がっている。クラシックカーと聞くと、ヨタヨタ走るクルマをイメージしてしまうかもしれないが、アメリカン・クラシックカーの凄いところは、バリバリ言わせながら、最新モデルをゴボウ抜きしてしまうところだ。
御覧の写真は、昨年のセマショーに出展されたまさにそのアメリカン・クラシックカーの1台で、なんと「1070馬力」を誇る1966年式オールズモビル・トルネードである。ちなみに、写真に写っているのは生粋のカーガイとして知られるGMの副会長、ボブ・ラッツ氏だ(写真右)。
さて、このクルマの正体は如何に……?
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photo by General Motors(C)
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GMのハイパフォーマンスパーツ・ディビジョンが「GMパフォーマンスパーツ」である。ここはGM製のアフターマーケットパーツを市販する部門で、日本で言えば「レース参戦」と「チューニングパーツ」の販売を兼ねた部門ということになるだろうか?
パーツを売るためにレースもやるし、場合によってはプロモーション用のコンセプトカーも作る。例えるならば、日産の「ニスモ」みたいな部門だと思えばよろしい。
そのGMパフォーマンスパーツが製作をバックアップしたのが、御覧の1966年式オールズである。
エンジンは同社の販売する425cu.in.のV型8気筒エンジンをベースにツインターボ化したもので、最大出力はタイトル通りの1070馬力。見た目は完全なストックに見えるが、じつはシャシーもC5コルベットのものを流用しているというから、さらに驚く。
製作したのはロサンジェルスの「Leno's Big Dog Garage」で、昨年のセマショーではGMブースに展示され、大きな注目を浴びていた。
それにしてもアメリカの懐の深さを物語るのが、ボブ・ラッツ氏とのツーショットだ。クライスラー時代にバイパーを生み出したボブ・ラッツ氏だけに、製作者のジェイ・レノ氏(有名なコメディアンだとか)との会話は、「425cu.in.のコンプレッションはどのくらいなんだい?」なんて、マニアックな会話が飛び交っていたに違いない。
自動車メーカーのトップがこのような車両に理解を示してくれるということだけでも、日本とは大違い。「アメリカの自動車文化は奥が深いなぁ」と、あらためて思わされる1枚なのだ。
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●搭載されているエンジンはクレートモーターの425cu.in.。クレートモーターとは、その名の通り「木箱=クレート」に入って送られてくるエンジン単体の完成エンジンということ。ニスモがRB26のチューニングエンジンをエンジン単品で売るようなものだ。
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●GMパフォーマンスパーツでは、その他にも上記のようなモデルのドレスアップも展開中だ。右上はキャバリエ、左上はコロラドのドレスアップカー。
photo by General Motors(C)



コメント (2)
ジェイ・レノはアメリカでは知らない人はいない程の超有名コメディアンですよ。私も毎晩11時30分になるとジェイレ・レノのレイトナイトショーを観ています。彼のクラシックカークルマ好きも有名で、コレクションは相当なモノだと聞きます。先月のモントレー・ヒストリック・オートモテビルレースやペブルビーチにも訪れていました。日本でもこんな有名人が自動車文化を引っ張ってくれるようになるとイイですね。
投稿者: しんのすけ | 2005年09月22日 05:07
日時: 2005年09月22日 05:07
ジェイ・レノってコメディアンなのね。単なるホットロッドガイかと思ってましたよ。サンキュー!!
投稿者: 秋元一利 | 2005年09月22日 08:05
日時: 2005年09月22日 08:05