ストックカー博物館
アメリカ中にいったい何ヶ所のオーバルコースがあるのか、正確な数はしらないけれど、噂では1000を超えるって話し。
本日のブログは、そんなオーバルコースをブイブイいわせていたストックカーたちが静かに余生を過す、ノースキャロライナ州のストックカー・ミュージアムのご紹介だ。
取材に行ったのはもうずいぶん前だけど(正確には2003年)、たぶん今も面子はあまり変わっていないんだろうな……。
ちなみに、只今深夜1時30分。明日(今日?)は4時起きでFISCOにて試乗会。睡眠時間2時間台はもうすぐ40歳にはキツいッス……。そんなワケで過去記事の再収録となったわけだけど、その分内容は濃いよ!! 興味のある方は下から詳細をクリックね。
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ストックカーレースの盛んなアメリカ中東部は、ハーフマイル以下のダートオーバルから、2.5マイル以上のスーパースピードウェイまで、ありとあらゆるオーバルコースが軒を並べる。
中でもノースキャロライナ州は特別で、シャーロットやロッキンガムなど、歴史ある名門サーキットがいくつも存在し、その上著名なストックカードライバーも多数輩出と、まさにストックカーの聖地といわれる場所なのだ。
ウィンストンカップ(現ネクステルカップ)史上最高の7度のシリーズチャンピオンに輝いたリチャード・ペティも、同じく7タイム・チャンピオン、デイル・アーンハートも、奇しくもこのノースキャロライナ州で生まれ育っていることが、何よりの証拠。
さて、そういったサーキットの周辺には、これまた同業のレースエンジニア屋が集まるっていうのが全世界的なお約束。この日本でも鈴鹿や御殿場みたいなところがあるように、ノースキャロライナ州にも数多くのレースエンジニアが居を構えている。
そんな街のひとつが、シャーロットから北へ1時間ほど走った小さな街、モアーズビルだった。
ストックカーを中心に、アメリカのコンペティションマシンが35台以上常時展示されている「ノースキャロライナ・オートレーシング・ホール・オブ・フェーム」は、そのモアーズビルの一角にあった。
敷地はペンスキーやラウシュといった、名門ファクトリーの目と鼻の先にあり、訪問した時も近所のペンスキー・ファクトリーから、エンジンダイノでテスト中らしき、甲高いエキゾーストノートが鳴り響いていたのを覚えている。
館内にある展示車両の中には、若かりし日のリチャード・ペティが駆った、STPポンティアックなんて名車も! まさにマニアなら必見の内容なのだ!!
ちなみに、ストックカーはたとえそれがトップカテゴリーであっても、1台のマシンで何シーズンもレースに参戦出来るという長寿命故に、残存個数が少なく、意外にも一堂に集められる場所は非常に限られるのだとか。
とにもかくにも、「ストックカーの聖地」を訪れた際には、ぜひとも立ち寄ってもらいたい、まさにナスカーの歴史を感じ取れる場所なのである。
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●左上:AMLSのプロトタイプカテゴリーなどに参戦していたクロフォード・SSC2K。エンジンはジャッドのV10・4000cc。●右上:レースカーの間に隠れるように佇む、1969プリマス・ロードランナー。しかも426ヘミ。フォー・セールで7万9000ドル也。
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●左上:マッドドッグⅣ。ビル・フランスの提案で、1961年8月28日、賞金1万ドルをかけて、デイトナ・インターナショナルスピードウェイにて速度記録会が開催された。そこで見事優勝し、世界記録を達成したのがこのクルマ。ダッジ413エンジンにスーパーチャージャーを加え、時速181.561マイルを達成。●右上:ミスター・セプテンバーと呼ばれた男、ハリー・ギャント。1991年の9月、ダーリントン、リッチモンド、ドーバータウン、そしてマーティンスビルと、歴史的な連続優勝を決めた時に、彼が駆っていたのがこのスコールバンディッドカラーのシボレー・ルミナ。
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●左上:年に一度、全米中のレーシングドライバーが集って、まったく同じマシンでナンバー1の座を決めるのがIROC。ご覧の車両はケン・シュレイダーのドライブした、ダッジ・デイトナ。●右上:ラスティ・ウォレスが1980年のデビューイヤーにドライブしたシボレー・インパラ。チームオーナーはロジャー・ペンスキーで、現車は1994年にウエストバージニアの納屋で発見され、その後レストアされたものだ。
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●左上:館内には様々なナスカー・お宝グッズが勢揃い。●右上:ナスカーのレギュレーション変更により、1987年を最後に姿を消したファストバックタイプのストックカーたち。写真はそんな往年のストックカーの1台、1987ポンティアック・グランプリ。ちなみに#43からもわかるとおり、ドライバーはリチャード・ペティ。
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●左上:1969年、シリーズ最多のポールシッターを獲得したボビー・アイザック。当時の彼のマシンがこのフォード・トリノ。エンジンは351。54戦17勝を上げたクルマ。●右上:半世紀を越えるナスカーの歴史の中でも、最速のデザインといわれたのが1987-1988のフォード・サンダーバードだ。この年、サンダーバードを駆ったビル・エリオットは、デイトナ500をはじめ、シリーズで5勝を上げる。
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●左上:1964フォード・ギャラクシー500。ドライバーはデイル・ジャレットの父、ネッド・ジェレット。エンジンは475馬力を誇ったフォード427で、ショートトラック用2台+スーパースピードウェイ用2台、合計4台を抱えた体制は、当時としては相当に恵まれたものだったとか。●右上:1981年はフルサイズカーによる参戦最後のシーズン。写真は当時のシボレー・モンテカルロ。ドライバーはボビー・アリソンで、彼の62勝目を飾ったクルマ。
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●左上:デビッド・パーソンがドライブした1959シボレー。エンジンは348で、最大出力はボンネット上に記載されている通り、320馬力。余談だが、13が不吉とされるアメリカでは、6+7=13は不吉なゼッケン。縁起が悪いといわれる。●右上:「The Purple Hog」、つまり紫色の豚といわれた1955フォード。この年フォードは4人のドライバーと契約して、ナスカーに本格参入。1956年には56戦19勝を上げている。エンジンは312。
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●左上:1963年、ナスカー・グランナショナルシリーズ(現ウィンストンカップ)で熾烈な戦いを繰り広げていたシボレーとフォード。写真はそのシボレー・インパラを駆るジュニア・ジョンソンのドライブしたマシン。エンジンはミステリーモーターと呼ばれたシボレー427。●右上:近年復活したマーキュリー・マロウダーだが、その原型がこちら。1963年型のマロウダーは、パーネリー・ジョーンズがドライブ。


コメント
>LAやSFには知り合いいるのですが、なかなか本土に旅行に行けません。あ~~、休暇とって渡米したいです。こんな博物館たくさんあるのでしょうか?
あ!プレゼント希望 というか熱望です。
Posted by: 横尾 | October 16, 2005 11:05 PM
横尾さん、コメントありがとうございます。大変申し訳ありませんが、間違ってメアド消しちゃいました。このコメントを見たら、申し訳ありませんが、メアドを送っていただけると幸いです。すいません……。ちなみにミュージアムですが、個人的なお勧めはやはりLAのピーターセン・ミュージアムでしょうね。また、東の方まで行く機会があれば、フォードとクライスラーのミュージアムは結構面白いですよ。
Posted by: 秋元一利 | October 16, 2005 11:15 PM