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Dick Guldstrand(以下ディック・ガルストランド)と言えば、歴史に名を刻んだ往年のレーシングカー・ドライバーとして有名ですが、同時にまたハイパフォーマンス・コルベットの生みの親としても知られています。
本日は、そんなガルストランドの製作した、お値段10万ドル(約1200万円)という1966年式のコルベットをご紹介しましょう。
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ディック・ガルストランドがレーシングシーンで活躍したのは1960年代でした。
カルフォルニアを中心に活躍していた彼はロレックス24時間耐久レースや、トランザムレースでカマロやコルベットを駆りながら何度も優勝に輝いた優秀なドライバーでした。
その後レーシングドライバーを引退した彼は、カリフォルニアでサスペンションを中心にしたハイパフォーマンスパーツの製作を行い、自らガルストランド・エンジニアリングを設立し、GMとの関係を深く保ちながら様々な車両およびパーツの製作をしてきました。
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写真はそんなガルストランド氏に会いたい一心で、カリフォルニアのショップを訪ねた時に撮影させてもらったものです。
1966年式のコルベットは、エンジンブロックだけも数千ドルは下らないというドノバン製のアルミブロックを使用した502cu.in.を搭載。
これにGM製のアルミヘッド、リッチモンド製の5速MTを組み合わせ、最大出力550馬力を発揮するというクルマでした。
ガルストランド氏に聞くと、元々の車体もミントコンデションだったとのことですが、彼はそれをさらに徹底的にバラしてフレームとボディにセパレート。
その状態でボディの裏までパウダーコート塗装を施して再度組み立てたそうですから、レストレーションもほぼ完璧ですね。
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写真には写っていませんが、じつはインテリアには「コノリーレザー」も使用しています。
最高級カーフである「コノリーレザー」は、ご存知の通りロールスロイスやベントレーの内装にも使われる究極の逸品。ガルストランド氏はそれを惜しげもなく使って、このコルベットを完成させたのでした。
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取材当時72歳(2006年現在は79歳)だったディック・ガルストランド氏は、GMの依頼によりC5コルベットにガルストランド50周年記念車を製作するなど、その後も健在ぶりを発揮しています。
残念ながらこの取材以降ご本人と直接お会いする機会には恵まれませんでしたが、たとえ一度でもアメリカを代表するスーパーヒーローにお会いできたのは、とても貴重な経験だったと思います。
ディック・ガルストランド氏には、どうかいつまでもお元気で、もっともっと素晴らしい車両を世に送り出して欲しいと思うアキモトであります。
◎この車両の壁紙をアップしています。気になる方はこちらからどうぞ。



