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「燻し銀(いぶしぎん)」とは、「 いぶしをかけた銀=艶のない灰色」、または「見た目は華やかではないが実力や魅力があるもの」という意味。
フロリダ州デイトナビーチ(市)で開幕したNASCAR・ストックカーレースでは、まさにそんな燻し銀のベテランレーサーが大活躍しました。
今日のブログはメインイベントの「DAYTONA 500(NASCAR・ネクステルカップシリーズ)」を前に、前哨戦となる「GM Flex Fuel 250(NASCAR・クラフツマントラックシリーズ)」で優勝を納めた、まさに燻し銀のドライバーである#6 Mark Martin (以下マーク・マーティン)について。
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マーク・マーティン(写真左)は、1959年1月9日生まれの47歳。NASCAR・ネクステルカップ参戦が、今年で19シーズン目というベテランドライバーのひとり。
フォード陣営の中では#88 デイル・ジャレットと共に若手ドライバーの良き相談役でもあります。
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ネクステルカップの方では、昨年までの「バイアグラ」に変わり、今年からは「AAA(アメリカ版のJAF)」がスポンサーとなり、ジャック・ラウシュ率いるラウシュ・レーシングからエントリー(クラフツマントラックでは「スコット」がメインスポンサー)。
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NASCARの最高峰ネクステルカップでは、シリーズ優勝こそないものの、総合ランキング2位を4回経験しており、昨シーズンも1勝を上げて総合7位に食い込むなど、まだまだ第一線級のドライバーであることは間違いありません。
そんな彼が、クラフツマントラック・シリーズに復活したのは昨年から。
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NASCARのスケジュールは、最高峰のネクステルカップの決勝を日曜日に設定し、格下のブッシュシリーズやクラフツマントラック・シリーズの決勝をその前日に設定するとうのが常。
つまりヤル気とマシンさえあれば、3つのレースカテゴリーに同時参戦できる仕組みなのです。
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マーク・マーティンがクラフツマントラック・シリーズに復活したのは、このような日程の隙間を狙って、あくまでもネクステルカップを優先しながら、スポットで下のシリーズに参戦するという方法でした。
ということで、NASCARクラフツマントラック・シリーズの開幕戦となった「GM Flex Fuel 250」にもスポット参戦したマーク・マーティンですが、なんと今回は前述したように自身も驚くべき(?)優勝を飾ってしまったのです。
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クラフツマントラックは、近年トヨタの活躍が目覚しく、今回も2位~5位までをトヨタが独占するという状況でしたが、マーク・マーティンはそんな強豪を尻目に見事に勝利を収めたのでした。
う~ん、それにしてもクラフツマントラック・シリーズのリザルトを見ていると、トッド・ボダイン、ジャック・スプレーグにマイク・スキナーと、ベテランドライバーの活躍が目を引きますね~。
【一口メモ】
●NASCAR:ナショナル・アソシエーション・フォー・ストックカー・オート・レーシングの略。ストックカーと呼ばれるアメリカ独自のレースカテゴリーを統括するレースの主催団体(ホームページ:NASCAR)
●ネクステルカップシリーズ:NASCARの主催するレースのトップカテゴリー。2ドア・クーペを模ったパイプフレームのレースカーで競われる。ちなみに「ネクステル」とはアメリカの飲料水で、このトップカテゴリーのスポンサー。以前は煙草メーカーのウィンストン社がスポンサードしていたため、ウィンストンカップと呼ばれていました(さらに以前はグランナショナルシリーズ)。
●ブッシュシリーズ:ネクステルカップカーと同じ形状のレースカーで競われるセカンドレベルのレースカテゴリー。ブッシュとはビールのブランド名。
●クラフツマントラックシリーズ:上記のネクステルカップ、ブッシュシリーズが2ドア・クーペをべースにしたレースカーで競うのに対して、クラフツマントラック・シリーズはフルサイズのピックアップ・トラックをべースにしたレースカーで競われるカテゴリーです。1995年に始まり、当初は「スーパートラック・シリーズ」と呼ばれていましたが、後に工具ブランドのクラフツマンがスポンサードすることにより現在の名称に変更。現在トヨタが唯一参戦しているNASCARのレースカテゴリーでもあります。
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▲左右上:「DAYTONA500」の前哨戦となる「GM Flex Fuel 250(NASCAR・クラフツマントラックシリーズ)」は現地時間の2月17日に開催。写真は優勝したマーク・マーティンの駆る#6 フォード・Fシリーズ。
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▲左右上:こちらは同じくマーク・マーティンがネクステルカップに参戦する#6フォード・フュージョン。オールニューのボディは、「AAA」がスポンサードしています。
【GM Flex Fuel 250(NASCAR・クラフツマントラックシリーズ第1戦】
01位 #6 / Mark Martin / Ford / Scotts
02位 #30 / Todd Bodine / Toyota / iRacing.com Motorsport Simulations
03位 #9 / Ted Musgrave / Toyota / Team ASE Germain Mtr Co.
04位 #5 / Mike Skinner / Toyota / Toyota Tundra
05位 #60 / Jack Sprague / Toyota / Con-Way Transportation
06位 #99 / Erik Darnell / Ford / Roush Racing
07位 #08 / Bobby Hamilton Jr. / Dodge / Tech-Net
08位 #14 / Rick Crawford / Ford / Circle Bar Truck Corral
09位 #17 / David Reutimann / Toyota / Toyota Tundra
10位 #10 / Terry Cook / Ford / Power Stroke Diesel



