2006年02月28日

「カータウン」という町アメリカ文化

 2月18日に5回忌を迎えた、NASCARストックカーレース界のスーパースター、デイル・アーンハート

 この忌まわしき日にせめて一矢報いるべく、今年のDAYTONA500では、彼の息子であるデイル・アーンハートJr.が最後まで熱戦を繰り広げたのも記憶に新しいところです。

 さて、本日はそんなデイル・アーンハートの生家のある、ノースキャロライナ州カナポリス(市)についてお伝えしましょう。

 特に「カータウン」と呼ばれる生家周辺の地域は、その名のごとくまさに「クルマの町」。見た感じはアメリカ東海岸の典型的な田舎町なのですが、町の至るところにデイル・アーンハートの栄誉が記録されています。

*写真をクリックすると拡大します。
 ウィンストンカップ史上最多、リチャード・ペティと並ぶシリーズ7度のチャンピオンに輝いたデイル・アーンハート。その彼が、2001年2月18日、「DAYTONA500」のレース中に事故に合い、帰らぬ人となってしまったのはすでにお伝えしたとおりです。

 生涯獲得賞金総額だけとってみても、26年間で50億円以上と、まさに並外れた腕前の持ち主だったこのスーパースターは、前述したとおりノースキャロライナ州カナポリス(市)で生まれました。
 
 現在ではデイル・アーンハートを偲ぶトリビュート・プラザが建設され、小さな町の中心地に銅像が立てられています。

 その中心部には彼の栄誉を記念して改名された「デイル・アーンハート・ブルバード」が貫いており、まさにどこを見てもデイル・アーンハートの影響が強く感じられます。

 さらに驚くべきは、生家周辺の地域一体が「カータウン」と呼ばれていること。

*写真をクリックすると拡大します。
 取材当時、彼の実母が静かに暮らしていた生家の半径1.5マイルを、地元では「カータウン」と呼び、それぞれの道に「フォード」や「プリマス」、「エドセル」など、クルマにまつわる名前が付けられていたのです。

 ちなみに生家は「V8ストリート」と「セダン・アベニュー」の角にあり、まさにストックカードライバーの生まれ育った家として相応しい(?)もの。

 きっとタクシーに乗って自宅に帰る時は、「V8ストリートを左折して、セダンストリートを越えて、エドセルを右に曲がったキャデラックね……」なんて感じで説明するんでしょうね。

*写真をクリックすると拡大します。
▲デイル・アーンハートに関しては、残念ながら埋葬された場所が公開されておりません。代わりにカナポリス(市)のトリビュート・プラザに、数多くのNASCARファンが訪れるのだとか。なお、このトリビュート・プラザは、中央に高さ2m以上というデイル・アーンハートの銅像が建てられています。意外だったのは、銅像がレーシングスーツ姿ではなく、ジーンズにシャツという普段着姿像だったということ。柔和な笑顔で立ち尽くす彼の銅像は、ストックカードライバーというよりも、良き父親の姿でした。このカナポリスで、育った彼は、1979年にウィンストンカップデビュー。その生涯成績は676戦、76勝。

*写真をクリックすると拡大します。
▲写真を掘っていたら、こんなカットを見つけました。アメリカにおけるアキモト的フリーウェイ運転姿勢です。ハッキリいって危ないッス。写真撮ってる場合じゃないって、小池さん!! 


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