スズキとのアライアンスを解消することになったGMですが、じつは3月4日付け朝日新聞朝刊には、「HUMMER(以下ハマー)」ブランドの売却も検討しているという記事が掲載されていました。
御覧になられた方も多いと思いますが、この記事は先月上旬GMの社外取締役に就任したジェローム・ヨーク氏が、「GM再建案のひとつとして、ハマー・ブランドを売却の候補にあげている」と、報じたものでした。
真偽のほどは定かではありませんが、天下の朝日新聞の報道ですから、まさか「ガセネタ」でもないでしょう。
確かに昨今の報道では、かなり厳しい台所事情であることが報じられているGMなので、何があってもおかしくありませんが、それにしてもハマーを売っちゃうってのは、いくらなんでもね……。
ということで、本日から3日間は「頑張れハマー!!」と題して、アキモトなりの応援をしていきたいと思います。
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ハマーはアメリカのAMゼネラル社がジープに代わるアメリカ陸軍用多目的車両として開発したクルマです。
1983年に制式採用され、1992年からは一般向けにも販売を開始し、今日のハマー・ブランドの躍進に繋がりました。
この軍用多目的車両を、同社は「ハンビー(Humvee)」と呼んでおり、その市販バージョンが「ハマー(Hummer)」と呼ばれる民生市販モデルとなります。
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1999年にGMはAMゼネラル社からこのハマー・ブランドを買収し、ご存知のように現在ではシボレーやキャデラックと共にGMの1ブランドとして展開されています。
そのハマーのラインナップは、軍用多目的車両「ハンビー」をベースしたハマー・H1を筆頭に、フルサイズSUVのハマー・H2、ミッドサイズSUVのハマー・H3など合計3モデル。
日本ではH1をハマー・ジャパンが販売し、H2/H3を三井物産が販売しています。
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このように軍用多目的車両から派生したハマーは、GMのプラットホームを利用することでラインナップを一気に拡充することに成功し、現在ではクライスラーのジープに対向するブランドとして、日米でしっかりとしたブランド力を持っています。
一方でGMにはポンティアックやビュイックのようにグローバルな視点で見ると曖昧な位置づけにあるブランドがあり、今回の「ハマー売却か?」という報道に関しては、少なくとも整理・売却すなら順序が違うのではないかと思わざるを得ませんでした。
未来あるブランドを売却し、ポンティアックやビュイックなどのブランドを中途半端な形で永続させるというのであれば、もはやGMの未来もいよいよ危ういのではないでしょうか?
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つまり、ブランド・イメージの低下している今だからこそ、「ハマー」は絶対に残すべきブランドだと思うのです。
むろん、ハマー・ブランドに価値があるからこそ売却の対象になっているのでしょうし、仮に本当に売却されたとしても、それは極めて高度な政治的判断によるものだと思います。
しかしながら1人のアメリカ車ファンとしては、やはり現在のGMの中で魅力的なモデルを取り揃えている数少ないブランドである"ハマー"は、ぜひともGMのブランドとして残して欲しいと思うのです。
さて、明日はそのハマーのレースにおける活躍をお伝えしましょう
*それにしても、空中に放りだされるわ、ヘリコプターで吊り下げられるわ……。ハマー(ハンビー)って本当にタフですよね……。




