キャデラックのハイパフォーマンスラインとして登場した「Vシリーズ」に関しては、すでにご存知の方が多数いらっしゃると思います。
本日紹介するのは、その「キャデラック・Vシリーズ」の最高峰に位置する「XLR-V」です。
C6コルベットと基本設計を同じくするシャシーに、キャデラック伝統のノーススター4.6リッター・DOHC・V8を搭載する「XLR」は、リトラクタブル・ハードトップが特徴のラグジュアリー・ロードスター。
一方の「XLR-V」は、この「XLR」をベースに排気量を4.4リッターへ変更し、エンジンブロックやシリンダーヘッドのマテリアルを変更した専用のパワーユニットを搭載しています。
この専用開発されたノーススターエンジンには、さらにインタークーラー付きのスーパーチャージャーが架装されており、この結果「XLR-V」は最大出力443馬力を発するハイパフォーマンス・ラグジュアリー・ロードスターへと変身しました。
クーペ並みの静粛性や密封性を備えた開閉式のメタルトップだけでも十分に魅力的な「XLR」ですが、「XLR-V」にはコルベット並みの運動性能が与えられており、まさにキャデラックの最高峰モデルとして相応しい1台といえるでしょう。
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▲上:2006年モデルの「XLR-V」。エッジの効いたスタイリングは、ステルス戦闘機をモチーフにしたものだとか。なお、「XLR」では18インチ・ホイールが標準装備となるが、「XLR-V」では1サイズ・アップの19インチ/8.5Jが装着されています。この他にも「XLR」ではフロント: 12.8/リア:12.0インチ径のディスクローターが、「XLR-V」ではフロント:14.0/リア:14.3インチ径にアップグレードされるなど、細部に渡るハイパフォーマンス化が施されているのもポイント。
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▲左右上:プッシュ式のボタンを押せば、わずか30秒でオープンモデルに変身する「XLR-V」。このリトラクタブル・ハードトップは、当然ながら「XLR/XLR-V」共通のポイントとなっています。残念ながらハードトップを格納した場合、トランクスペースの容量がかなり小さくなるのがちょっと残念ですが、これは仕方のない部分。
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▲左右上:インテリアは木質系のパネルを多用した非常にラグジュアリーなもの。全般的にメタルと木質のハイブリットで構成されています。またシート後部には万が一に備えるロールバーも備わっています。
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▲左上:エクステリアには「XLR-V」だけに与えられた「スーパーチャージド」のエンブレムが装着されています。▲右上:インタークーラー付きのスーパーチャージャーに関しては詳細が明らかにされていませんが、エンジンのカットイラストを見る限り、スーパーチャージャー本体はVバンクの中央に配置されており、ルーツ型を発展させたツインスクリュー型(リショルム式)を採用している模様です。ちなみに圧縮送気されるツインスクリュー型はコンプレッサーとも呼ばれます。同じスーパーチャージャーでも送気だけのブロワー(送風気)より効率がいいのが特徴です。
| Model | XLR-V | XLR |
| Super Charger | Super Charger | N/A |
| Displacement(cc) | 4371 | 4565 |
| Bore & stroke | 91mmx84mm | 93mmx84mm |
| Block | 319T7aluminum (upper) | cast aluminum |
| Cylinder head | 319T7aluminum | cast aluminum |
| Compression | 9.0:1 | 10.5:1 |
| Horsepower | 443hp@6400rpm | 320hp@6400rpm |
| Torque | 414lb-ft@3600rpm | 310lb-ft@4400rpm |



