ここ数年のアメリカ車からは、なかなか「欲しい」と思わせるニューモデルが現れなく、残念な思いをしているアメリカ車ファンの方も少なくないのではないでしょうか?
特に自動車業界最大手のGMからは魅力的なモデルがほとんど生まれてきません。
でもね、大丈夫ですよ、きっと。GMにはあの人がいますから……。そう、本日2月12日で75歳の誕生日を迎えられた生粋のカーガイ……。
彼がいる限り、GMは我々を楽しませてくれる魅力溢れるモデルをきっと生み出してくれるはずです。
*左クリックするとフォトアルバムが立ち上がります。読み込みまで数秒ほどかかる場合があります。

アメリカン・ビッグ3はどこも自国内の市場ではシェアを縮小させるばかりで、なかなか魅力的なモデルの創出には至っていません。
ちなみに「魅力的なモデル」というのは、語る人の視点によってまったく異なるクルマを指すことになるんですが、少なくともここでは経営者の目でみた魅力的なモデル(商業的に成功したクルマ)のことではなく、単に車好きのハートに刺さる個性的なモデルということを指しています。
`90年代に誕生したダッジ・バイパーGTSやプリマス・プロウラーは、商業的には決して成功したとはいえませんでしたが、アメリカ車ファンの心を鷲掴みにして、ドキドキさせてくれたのは間違いありません。
最近だとマスタングやコルベット、そして復活の予定されているカマロなどは、その部類に入るクルマなのでしょうが、どれもオリジナル(1960年代のマッスル&ポニー)にはまだまだ敵いませんよね。
それだけ、オリジナル・モデルには強烈な魅力があったということでしょうか。
特に最近のGMは目立ったクルマが少なく感じます。
前述の1960年代のアメリカ車でいえば、間違いなくシボレーを筆頭にしたGM車は世界的に見ても素晴らしいクルマを作っていたのですから、是非ともあの頃のクルマのような魅力的なモデルを作ってもらいたいものですね。
でもね、期待はできますよ。だって、GMにはあのボブ・ラッツ副会長がいるんですから。
ボブ・ラッツ(ロバート・ラッツ)は、1986年から1998年までクライスラーの副会長を務め、ダッジ・バイパーや、プリマス・プローラー、PTクルーザーなど、今日の魅力的なモダン・モパーの礎を作った方です。
財務や経理畑出身が多いアメリカのエグゼクティブたちの中で、生粋のCAR GUY(カーガイ)である彼は、クルマ好きのハートをくすぐることのできる、まさに貴重な存在。
1932年、奇しくもホットロッド・ムーブメントの中心的車種となったフォード・モデルBの誕生と同時に生まれた彼は、成人した後フォードへ入社。
ここで12年間を費やした彼は最終的に副社長まで上り詰め、その後前述したようにクライスラーへ移り、現在ではGMの副会長職に就いています。
GMに移った彼は早速ポンティアック・ソルティスという1台のスポーツカーを生み出しました。
「今すぐに」、「今あるもので」を合言葉に製作されたこのクルマは、現行量産モデルの部品を多数流用した2座のオープン・スポーツカーとして、すでに市販が開始されました。
このソルティスは、個人的にはドキドキではなく、「ドキ」ぐらいのクルマですが、まだまだボブ・ラッツには期待しています。
それにしても、デトロイトショーなど、主だったショーやイベントでは常に主役の座を担い、いわゆる華のあるエグゼクティブのひとりとして活躍する彼は、とにかくその立ち振る舞いがカッコいいんですよね。
思わず、「昔はさぞかしもてたんだろうなぁ」と想像してしまうほどです。
75歳という年齢を考えると、現役として新たなクルマを生み出せる期間はもうあまり残されていないのではないかと思いますが、マッスルカーに始まったアメリカン・ハイパフォーマンスカーの本当の魅力を知っている数少ないエグゼクティブである彼に、アキモトはまだまだ大きな期待を寄せる昨今です。
◎う~ん、それにしてもブログとはいえ、最近はかなり言いたい放題になってきました。雑誌よりも気を使わないで済むのがブログのいいところでしょうか? だって、後からいくらでも削除できちゃうし……。


