キャラウェイがC16カブリオを発表!!
コルベットをベースにしたオリジナル・スーパーカーの製作で知られる「キャラウェイ(Callaway)」は、C6コルベットをベースにした2007年モデルの同社製スーパーカー「C16」に、新たにコンバーチブル仕様の「キャラウェイC16カブリオ」を追加することを発表しました。
GMのOHV・V型8気筒6.0リッター「LS2」エンジン(最大出力404馬力)をベースにしたC16のパワーユニットは、スタンダードでもイートン(Eaton)社製のルーツ型スーパーチャージャーを備えた560馬力仕様。
オプションでプラス1万560ドルを支払えば、さらに過激な616馬力仕様も選べるという凄まじさ。
というワケで本日はこのキャラウェイC16をご紹介しましょう。
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キャラウェイ(Callaway)はコネチカット州に本社を構えるハイパフォーマンス・パーツメーカーであり、少数ながらもコルベットをベースにしたオリジナル・スーパーカーを制作している会社です。
規模の違いはあれど、サリーン(Saleen)やシェルビー(Shelby Automoiles)などと同様、市販モデルをベースにしながら、独自の味付けを施した車輌を販売しています。
SCCAを筆頭に世界のモータースポーツシーンで活躍しているのも3社に共通するもの。キャラウェイもかつてはル・マン24時間に参戦していましたし、SCCAやインディなどでも活躍しています。
また、キャラウェイの場合、特に注目したいのが独自のターボチャージャー・システムでしょう。
現在のコルベット用はもちろんですが、そもそもキャラウェイのターボシステムはBMWやアルフェロメオ、ポルシェにメルセデス・ベンツなど、欧州車向けのターボチューニングからスタートしており、アメリカではとても高い評価を受けてきました。
同社のターボシステムは1970年代から研究されており、1980年代には880馬力のツインターボ・コルベット「スレッジハンマー」が、オハイオ州で254.76mph(407.6km/h)を記録するなど、まさにアメリカにおけるターボ・システムの草分け的存在です。
ところが、新たにコンバーチブル・モデルが追加された「キャラウェイC16カブリオ」は、このようなターボシステムとは異なり、機械式スーパーチャージャーを搭載したモデルとなります。
6.0リッターのLS2エンジンをベースに、Vバンク中央にルーツ型のI/C付きスーパーチャージャーを搭載したエンジンは標準モデルで560馬力。オプションで用意されているステージ2のシリンダーヘッドを組み込むと616馬力に達するというまさにスーパーカーであることは変わりません。
SS1/4マイルの加速タイムもわずか10.97@129 mphといいますから、市販モデルではこの「キャラウェイC16カブリオ」に対向できるクルマはあまり多くないでしょうね。
大胆なキャラウェイ・オリジナルのエアロボディも魅力的ですから、ちょっと変わった個性的なスーパーカーを御望みの方には最適な1台といえそうですね(*最下段に個人的雑感を記載しています)。
*クリックするとフォトアルバムが立ち上がります。読み込みまで数秒ほどかかる場合があります。

| Callaway C16 SPECIFICATIONS | |
| Models | Callaway C16 |
| Wheelbase | 105.7 inches (268.5 cm) |
| Length | 181.4 inches (410.0 cm) |
| Height | 48.1 inches (122.2 cm) |
| Width | 72.6 inches, without mirrors (184.4 cm) |
| Engine | Supercharged 6.0 liter (366 cu.in.) V8 |
| Supercharger | Eaton/Magnuson Roots-style; with air/liquid intercooler integral to intake manifold. 44" Hg manifold pressure, absolute. (7 psig) |
| Horsepower (SAE) | Standard - 560 bhp @ 6,200 rpm |
| Optional - 616 bhp @ 6,200 rpm | |
| Torque (SAE) | Standard - 500 lb-ft @ 4,750 rpm |
| Optional - 582 lb-ft @ 4,750 rpm | |
| Bore x Stroke | 4.000 x 3.622 inches |
| Compression ratio | 10.4:1 |
| Block and Heads | Cast aluminum |
| Suspension | Standard - Corvette Z51 suspension system |
| Optional - Callaway/Eibach Multi-Pro coil-over suspension | |
| Brakes | Standard Corvette Z51 4-piston calipers with 339 x 32 mm rotors front, 329 x 26 mm rear rotors |
| Optional Callaway 6-piston (front) and 4-piston (rear) calipers with 355 x 32 mm rotors (front & rear) | Performance |
| 0-60 mph | 3.3 sec.(manual trans.) |
| 1/4 mile | 10.97@129 mph(manual trans.) |
| Top speed | 206 mph(manual trans.) |
| Price | $71,680(Callaway C16 Package) |
◎「キャラウェイC16カブリオ」に関する個人的雑感
この「キャラウェイC16」ですが、616馬力仕様のシリンダーヘッドを見ていくとインテーク・バルブが2.020inch、エキゾーストバルブが1.570inchと記されています。
「キャラウェイC16」のパワーユニットはGMオリジナルのLS2をベースにしており、そのLS2のインテーク・バルブは2.000inch。同エキゾーストバルブが1.550inchとなっています。
つまりステージ2においても、シリンダーヘッド周りの改造はあくまでも市販チューニングのレベルでしかないというのが分かりますね。
じつは2.020inchというインテーク・バルブサイズはV8チューニングの中ではもっともポピュラーなサイズであり、ちょっとしたホットロッド・ファンなら「ツー・オー・ツー」と呼べば、互いに理解できるほどのものです。
このようなことから、「キャラウェイC16カブリオ」は、もともと高性能を誇るC6コルベットをベースにしているため、軽微なチューニングで十分な出力を確保することができ、結果従来の「キャラウェイ・コルベット・シリーズ」のような大胆なターボシステムを導入する必要もなく、比較的安価で乗りやすいモデルとしてリリースされたということが想像できます。
……などど、勝手なことを言っておりますが、取材したわけではありませんので、あくまでもスペックシートを見ながらの想像です。
いつの日か、チャンスがあれば、コネチカットのキャラウェイには一度は取材に行ってみたいと思っておりますが、今の仕事をしている限り、そんなチャンスはもう二度と巡ってこないでしょうね……(泣)。
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