ミシガン州警察が恒例となっているポリスカーの走行性能試験を行い、その結果を発表しました。
ポリス仕様のパッセンジャーカーから、トラックやモーターサイクルまで、合計20車種が対象となるこのテストは、ロードとオーバルという2つのコースを使って開催され、ミシガン州車両テストチームによって厳正な形で実施されました。
もちろん、テストの結果が好成績であれば、警察用車両として採用される可能性が高まりますから、メーカーとしても無視できないですよね。
今年はポリスカーとしてシボレー・インパラ、シボレー・タホ、フォード・ポリスインターセプター、ダッジ・チャージャー、ダッジ・マグナムの5車種9モデルが激突。
またモーターサイクル部門ではハーレー・ダビッドソンやBMWもテストされました。
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このコースは1953年に建築されたもので、特にハイスピード試験が可能な全長4.71マイルのオーバルコースの方では、これまでに2つの世界記録が生まれています。
世界記録の1つは1969年7月20日にNASCARドライバー"Buddy Baker"がドライブするダッジ・チャージャー・デイトナ(NASCARストックカー)によって記録されたもので、クローズドコースにおける最高速度記録203MPHを達成。
また、2004年2月にはクラフツマントラック・シリーズのドライバーである"Brendan Gaughan"がダッジ・ラムSRT-10を駆り、平均速度154.587MPHを記録。こちらも世界最速の市販ピックアップトラックとしてギネスブックに記録されることになりました。
今回はこのテストコースを使い、加速性能テストを3種類。さらに制動能力、クローズドコースにおけるラップタイムという5つのテストを中心に、省燃費性やインテリア・スペースという部分まで多岐に渡るテストが実施されました。
昨年はダッジ・チャージャーが圧倒的なパフォーマンスを発揮して高記録をマークしましたが、果たして今年はどうだったのでしょうか?
本ブログでは本日と明日の2回に分けて、それぞれのテスト結果を掲載していきましょう。
【テスト車両一覧】*クリックすると拡大します。
| フォード・ポリス・インターセプター3.27 | フォード・ポリス・インターセプター3.55 | シボレー・インパラ9C1 |
| シボレー・タホPPV・2WD E85 | シボレー・タホPPV・2WD | ダッジ・マグナム3.5L |
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| ダッジ・マグナム5.7L | ダッジ・チャージャー3.5L | ダッジ・チャージャー5.7L |
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| 車名/加速性能試験(平均値) | 0-60mph(96km/h) | 0-80mph(128km/h) | 100mph(160km/h) |
| フォード・ポリスインターセプター3.27 | 8.71秒 | 14.19秒 | 24.01秒 |
| フォード・ポリスインターセプター3.55 | 8.72秒 | 14.42秒 | 24.01秒 |
| ダッジ・マグナム3.5L | 8.99秒 | 14.80秒 | 24.95秒 |
| ダッジ・マグナム5.7L | 6.54秒 | 10.81秒 | 16.53秒 |
| ダッジ・チャージャー3.5L | 8.83秒 | 14.52秒 | 24.13秒 |
| ダッジ・チャージャー5.7L | 6.53秒 | 10.69秒 | 16.32秒 |
| シボレー・インパラ9C1 | 8.82秒 | 14.21秒 | 24.11秒 |
| シボレー・タホPPV | 8.66秒 | 14.28秒 | 24.52秒 |
| シボレー・タホPPV E85 | 8.49秒 | 13.85秒 | 23.45秒 |
【まとめ】
結論からいえば、HEMIエンジン搭載のチャージャー5.7Lが圧勝ですね。
しかしながら、良く見るとポリスカーのテストといいながらも、なんだかドラッグレースにも参考になりそうなテスト結果ですね。
というのも、加速テストの結果を見ると、ファイナルレシオ3.27のポリスインターセプターと、同3.55のポリスインターセプターでは、なんと3.27の方が低・中間加速のタイムがいいんですよ。
ドラッグレースでもファイナルの設定は一番難しい部分ですが、この結果から見てもわかるとおり、ファイナルを上げればタイムがあがるワケではなく、やはりギア比とトルクのバランスでファイナルの設定をしなければいけないということが良く分かりますね。
同じHEMIエンジン搭載のチャージャーとマグナムはどうでしょう? 駆動輪へトラクションがかかりやすいワゴンボディのマグナムと、車重の軽いチャージャーではどちらが加速が良いのか気になる部分でしたが、テスト結果から判断すると車重の軽いチャージャーの方がやっぱりタイムはいいんですねぇ。
意外な結果だったのは、シボレー・タホでしょうか? なんとE85モデルはポリスインターセプターやインパラ、チャージャー3.5L、マグナム3.5Lのいずれよりもタイムが良く、5,7HEMI搭載のマグナム&チャージャーに次ぐ結果となっています。
いやぁ、E85対応で速いなら、文句ありませんね。
ということで、明日は最高速度、0-400mタイム、さらに制動能力、省燃費性などのテスト結果をお伝えしますので、お楽しみに。
| 0-60mph | 0-80mph | 0-100mph |
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