事前発表された通り、「2007セマショー」のGMブースではE85(エタノール混合燃料)に対応したC6コルベットが発表されました。
アメリカの有名なコメディアンであるジェイ・レノ氏(Jay Leno)へプレゼントされたこのクルマは、「プラット&ミラー(Pratt & Miller)」 が製作し、来春から市販される予定のコルベット・C6RSをベースにしながら、さらにE85に対応させたスーパーカーとなります。
本日はこのジェイ・レノ氏のスーパー・コルベットの詳細をお伝えしましょう。
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ル・マン24時間耐久レースなどで活躍するレーシング・コンストラクター「プラット&ミラー(Pratt & Miller)」 が製作を行い、来春から市販化する予定のスーパーカーがコルベット・C6RSです。
今回ジェイ・レノ氏にプレゼントされた車両は、このコルベット・C6RSをさらに進化させ、E85に対応させたもので、「代替燃料スーパーカー(Alternative-fuel supercar)」と呼ばれています。
エンジンはC6RS同様8.2リッターまで排気量を拡大したLS7をベースにしており、E85エタノール燃料に対応させながらも、最大出力は600馬力となります。
LS7搭載ということから想像できる通りC6RSそのもののベースはコルベットZO6ですが、ジェイ・レノ氏のC6RSには、ビレット・アルミニウムからCNCマシーンで削りだしたオリジナルのブロックとヘッドを採用しているのが特徴です。
インテークやドライサンプのオイル・マネージメントシステムはLS7のものをそのまま採用していますが、その他はまったくの別物というワケですね。
ちなみに排気量はLS7の427cu.in.を拡大し、これにケーテック(Katech)製のワンオフ鍛造スチール・クランク、鍛造コンロッド、鍛造ピストンなどを組み込んでいます。
ケーテック(Katech)はプラット&ミラー同様、レーシングカーのコルベットC6Rの開発を行っている会社で、主にエンジンの供給を担当しています(*ル・マンで走るコルベットC6Rのシリンダーヘッドにも、大きく"Katech"のロゴが刻まれています)。
今回ケーテックでは、ジェイ・レノ氏のC6RSのために、フュエル・システムやエンジンコントロール・ユニットをE85に対応させ、さらに600馬力用に強化されたトレメック製のT-56型6速MTと、センターフォース製のダブルクラッチを組み合わせました。
ボディはコルベット・C6RSと基本的には変わらず、コルベットC6Rを意識したワイドボディになっています。特にフロント&リア・フェンダーがワイドになっているのが大きな特徴でしょうか。
また、C6R風のウォーターホールフードを採用し、フロント・エンドパネルはカーボンファイバー製となります。
これら空力性能の向上は、パフォーマンスだけでなく省燃費性にも好影響を与えるとか。
その他にもBBSホイールにミシュラン製タイヤの組み合わせ(P295/30ZR18,P345/30ZR19)を筆頭に、大容量ラジエター(デュアル・クーリングファン)や、カーボンファイバー製ラムエアーシステム、カーボンファイバー製インナーフェンダー、ブレンボ製ブレーキ(フロント6ピストン,リア4ピストン)、ダイナマット製消音材などを採用しており、まさにスーパーカーという呼ぶのに相応しい内容に仕上がっています。
ジェイ・レノ氏のコルベットC6RSはE85に対応させたスペシャルモデルですが、プラット&ミラーが製作するコルベット・C6RS(E85未対応)は限定台数ながらも市販化の予定。
米「オートウィーク誌(AUTOWEEK)」によれば、2008年春には22万5000ドル(約2700万円)で発売されるとのこと。詳しくはこちらのプラット&ミラーWEBサイトで御確認ください。
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