新生クライスラーが今回のデトロイトショーで用意したコンセプトカーの3台目は、クライスラー・ブランドからデビューしたエコ・ボイジャー・コンセプトです。
電気自動車のダッジ・ゼオ・コンセプト、ディーゼル・ハイブリットのジープ・レネゲード・コンセプト、そして水素燃料電池モデルのこのエコ・ボイジャー・コンセプトと、クライスラーのコンセプトモデルはどれも省燃費や環境対策に重点を置いたものとなりました。
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クライスラーのコンセプトカーであるエコ・ボイジャーは、エレガントなアメリカンデザインに、燃料電池を組み合わせた電気駆動の新生代ミニバンとなります。
ワンボックス調のボディシェルは水素燃料電池車ならではの自由なレイアウトと、エンジンを省いたことによって拡大したスペースを活用し、フロントのオーバーハングを大幅に短縮した独特なデザインでまとめています。
パワーユニットはリチウムイオンバッテリーパックを主電源とする電気モーター 1基で、アメリカのドライバーの典型的な1 日の走行距離である40 マイル(64 km)以下をカバーする航続距離を実現。
この電気モーターは、最大出力200 kW(268 hp SAE )を発揮し、0~60 mph(0~96 km/h)の加速タイムも9 秒以下という俊足を誇ります。
同時に回生ブレーキシステムを採用することにより、バッテリーの充電効率を向上させた他、さらに長距離を走る場合に備え小型の水素燃料電池を搭載し、一度に走れる航続距離を300 マイル(483 km)以上にまで引き上げています。
もちろん、走行中の排気ガスは皆無となり、マフラーからは水蒸気しか排出しません。
また、パワーユニットがすべてフロア下に搭載されているため、室内には乗員、荷物のスペースが最大限に確保されているのも燃料電池車ならではの特徴といえるでしょう。
なお、シートは4 座ともにセパレートシートとし、曲面形状により快適性を向上。各席の下には収納式の引き出しを備えるなど、使い勝手にも配慮されています。
室内には590ml ボトル6 本分の飲み物を冷やすことができるクーラーボックスも用意されており、4人が快適に移動できる次世代の快速ミニバンといえそうです。
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| スペック | 2008 クライスラー・エコ・ボイジャー・コンセプト | |
| 車両総重量 | 3,500 ポンド / 1,588 kg | |
| 全長 | 191.2 インチ / 4,856 mm | |
| 全幅(H ポイント位置) | 75.4 インチ / 1,915 mm | |
| 全高 | 63.0 インチ / 1,600 mm | |
| ホイールベース | 116.0インチ / 2,946 mm | |
| トレッド(前後共) | 65.6インチ / 1,666 mm | |
| 最小回転直径 | 40 フィート / 12.2 m | |
| レイアウト | 前輪駆動 | |
| モーター | 電気モーター1基 | |
| 出力(268 hp SAE) | 200 kW (268 hp SAE) | |
| バッテリー | 16kW リチウムイオンバッテリーパック | |
| サスペンション(フロント / リア) | マクファーソンストラット / マクファーソンストラット | |
| タイヤ | グッドイヤー製 P235/45R22 x 8 30.3 インチ / 770 mm | |
| 乗車定員 | 4名 | |
| エクステリアカラー | ポーラーアイスブルー | |
| インテリアカラー | ダヴグレー | |
| 0-60 mph (0-96 km/h) 加速タイム | 8.8 秒 | |
| SS1/4マイル加速タイム | 12.9 秒 | |
| トップスピード | 115 mph / 185 km/h | |
| 航続距離 | 300 マイル / 483 km | |


