本ブログでは何度も御紹介しているダッジ・ナイトロに、やっと試乗できました。
今回お借りしたナイトロは、3.7リッターV型6気筒を搭載した最上級のR/Tグレード。レザーシートに20インチ・ホイールを装着したラグジーな1台です。
果たして、いったいどんなクルマなのでしょうか?
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日本国内で展開されているダッジ・ブランドの中でも、もっとも個性的なエクステリアを持つクルマが、このナイトロではないでしょうか?
いかにもアメリカンなスタイリングは個人的にもとても気に入ったのですが、じつはこのクルマ、実際に乗ってみると意外にも従来のアメリカンSUVとは対極にあるクルマでした。
まず、操舵系が重いんですね。グリップの太いステアリングは、アメリカンSUVの、いわゆる指先でも十分に回るような軽さを想像すると、正反対の印象を持ちます。
足回りも同様で、20インチ・ホイールということもあるんでしょうが、かなり固めに仕上げられております。
最近のアメリカンSUVは、グローバル化の波を受けて、軽くてソフトだった操舵系や足回りを見直していますが、ナイトロの場合、それが顕著に現れているクルマなのかもしれません。
もちろん、この辺の感覚は好みの分かれるところだと思います。
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もう1点、ちょっと残念だったのはシートポジションでしょうか? R/Tに用意されている肉厚のレザーシートがよくないのかもしれませんが、シートの座面がかなり高く、調整して一番低い位置にしてもペダルが遠く感じます。身長175cmのアキモトでもそう感じるのですから、もうちょっと小柄な方は慣れるまでけっこう大変かも。
その上、右ハンドル化の影響なのか、ベルハウジングの張り出しが大きく、運転席の足元はかなり狭い感じを受けました。この辺は、昔のダッジ・バンの助手席みたいな感じですね。
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ということで、昔ながらのアメリカンSUVをイメージしている方には、20インチではなく、レザーシートでもないグレード(SE or SXT)を選ぶといいかもしれません。
一方、ヨーロッパ製のスポーツSUVのような乗り方をイメージされている方には、R/Tをセレクトするのがいいでしょう。
ところで、ジャーナリストの中には、車名のナイトロ=ニトログリセリンが語源と解説されている方がいますが、本当なのでしょうか? アメリカの自動車好きならナイトロといえば、nitrous oxide(ナイトラスオキサイド)のことを指し、化学式N2O=一酸化二窒素=亜酸化窒素のことを示します。
ちなみにこのナイトロはアメリカではチューニングパーツのひとつとして非常にポピュラーなシステムであり、大気よりも酸素濃度が高く、気化する際に熱を奪う液化N2Oを使うことから、どんなエンジンでも簡単に出力を向上できるパーツとして高い人気を保っています。
【関連情報】
□ダッジ・公式WEBサイト



コメント (2)
おおっ! ダッジナイトロですか。
以前100パーセント冷やかしで、ディーラーに
ジープアンリミテッド(こちらはやや興味有で)と
ナイトロを見学に行ったのですが、いかにも
大きくて、肉厚で、ごっつい感じの風合いが、
これは”アメリカン”だなぁ・・・などと見入って
いました。
でも、実際の運転をした・・・という評価は
本当に参考になりますね。
お金が腐るほどあれば、(まずありえませんが)
同じ乗るなら日本の四駆ではなくてコレでしょう!
と思っていた一台でしたよ。
ダッジの車って、私の感覚の中では、どことははっきり
いえないが、洗礼されきっていない”感じ”が
よいなぁ・・・とおもっています。
次の試乗記や、記事を楽しみにしています。
投稿者: しげーさん | 2008年01月28日 11:38
日時: 2008年01月28日 11:38
しげーさん
いつもコメントありがとうございます。
ダッジ・ナイトロはとってもカッコいいですよね。アキモトも外観の印象はかなり気に入っています。ただし、乗った感覚が昔ながらのアメリカンSUVというよりは、最近のスポーツSUVっぽい印象なんですよね。これは良い悪いではなく、好みの問題ですね。
例えば、同じクライスラー・ブランドでも、いい時代のアメリカンSUV的乗り味を残しているのはジープ・ラングラー・アンリミテッドです。これは本当にいいクルマでした。アキモト的にもストライクゾーンど真ん中です。
どちらを選ぶかは、結局ユーザー自身ですから、色々な記事を参考にして、ベストな1台を探していただけると幸いです。
もちろん、ナイトロも、決して悪いクルマではありませんからね。
投稿者: 秋元一利 | 2008年01月29日 00:28
日時: 2008年01月29日 00:28