NHRA(ナショナル・ホットロッド・アソシエーション)とは、アメリカ最大のドラッグレース団体のことをさします。かつてはMOONEYESがメインスポンサーとなり、ケンジ・岡崎がエントリーしていたことから、日本でもご存知の方は多いことでしょう。
本日はそんなNHRAの話題をお伝えしましょう。

NHRAのプロクラスは、トップフュエルに始まり、ファニーカー、プロストック、プロストックバイクの4カテゴリーとなります。
もっとも速いのはSS1/4マイルを4秒台で走りきるトップフュエル。次いで同じ4秒台のファニーカー。さらに市販車のボディ形状にもっとも近いプロストックで、これがだいたい6秒台。最後にモーターサイクル・カテゴリーのプロストック・バイクで、こちらが6秒台後半~7秒台となります。
トップフュエルあたりになると、ゴール地点での終速は300mphを超えますから、「ヨーイ、ドン!!」でスタートしてから、4秒ちょっとで時速500km/hに達するってこと。いやぁ、本当に命がけのレースですね。
ちなみにNASCARやINDYあたりと比べると、NHRAはかなりオープンで、多様なドライバーがトップカテゴリーに参戦しています。黒人や女性が多いのも特徴で、なんとプロストック・バイクには5人もの女性プロライダーがいるんですよ。
ファニーカー・クラスの帝王ジョン・フォースは、次女のアシュレイ・フォースと一緒に親子で戦っていますから、NASCAR同様ファミリー・ビジネスであることには変わりがないようですね。
アメリカでは他にもIHRAなどのドラッグレース団体がありますが、観戦するなら、やっぱりNHRAが一番面白いのではないでしょうか? すでに2008年のNHRAパワーエイドシリーズはシリーズ戦がスタートしておりますが、日本から行くならシリーズ最終戦のウインターファイナルがお勧めです。
【NHRA Automobile Club of Southern California NHRA Finals】
開催日:11月13日~16日
場所:カリフォルニア州ポモナ(LAのダウンタウンからクルマで1時間程度です)
ファニーカーがゴールすると爆音の様な衝撃波が発生し、駐車場に止っている何千台ものクルマの盗難防止アラームが誤作動。駐車場はいつもアラームの音で騒がしいのも、NHRAならではですね。
なお、写真はGMがスポンサードするプロストッククラスのドライバーです。GMは主にプロストック・クラスに力を入れており、シボレー・コバルトで参戦中(といっても、NASCAR同様まるっきりの別モノですが)。



