フォードの小型SUVであるエスケープは、現在日本を含むアジア・パシフィック地域と北米では、まったく異なるモデルとなっています。
エクステリアは特に顕著な部分ですが、じつはパワートレインも異なり、北米版ではフォード初のハイブリッド・モーターが搭載されています。
その2008年型フォード・エスケープ・ハイブリッドが、23日よりロサンゼルスのライフガードに導入されました。
しかも、今回導入された45台のエスケープ・ハイブリッドは、フォード・モーター・カンパニーからの無償提供。
公共機関の中でも、特に目立つ存在であるライフガードは、効果的なプロモーションになるということですが、理由はどうあれ、アメリカの自動車メーカーのこういった考え方にはいつも感心させられます。
総延長約72マイルの海岸線をパトロールするライフガードに導入されたのは、リッターあたり15kmという燃費を誇るエスケープ・ハイブリッド。
このクルマにはインテリジェント4WDとFF前輪駆動モデルが用意されていますが、今回導入されたのはより燃費の良いFF前輪駆動モデルとなりました。
なお、導入されたライフガード仕様には、リアシートの部分に救急用のアルミ製コンテナや酸素ボンベなどが予めセットされるなど、特殊装備を満載した仕様になっているとのこと。
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リアシートの大半はこれらの特殊装備によって取り払われていますが、ライフガードの場合、時に迷子など健康な救援者を乗せる場ケースもあるため、1人分の後席は確保されているとのことです。
その他にもルーフ上にはパドルボードを搭載するための特注ラックが設けられていたり、簡単に汚れが落とせるように室内にはラバーマットが敷き詰められているなど、実際にライフガードが使うことを想定した実践的なクルマに仕上がっています。
エクステリアはライフガード仕様のVibrant Yellowで塗装され、ホイールにはあえてダークカラーを採用するなどスタイリッシュな1台といえるでしょう。
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それにしても、ライフガードを効果的なプロモーションとして捉えるという考え方には本当に感心させられますね。
こんなクルマでパトロールすれば確かに目立ちますから、広告・宣伝効果も高いでしょうし、その上ライフガードという重要な仕事にも注目が集まります。
日本の自動車メーカーのこのような活動はあまり聞いたことがありませんが、アメリカでは公共機関への積極的な支援策は頻繁に行われているようです。
この辺が自動車を「文化」として捉える国と、「ビジネス」として捉える国の違いなんでしょうか。


