2009年に市販化決定!! 新型シボレー・クルーズ
シボレー・クルーズといえば、日本ではスズキ・スイフトをベースにした小型モデルとして知られていますが、アメリカ・オハイオ州でそのクルーズの名前を用いた新しい小型車「Chevrolet Cruze」が発表されました。
サターン・イオンやオペル・アストラ、シボレー・コバルト、身近なところではシボレー・HHRなど、GMの小型車向けグローバル・プラットフォーム「デルタ」を用いた新型モデルが2011年モデルのシボレー・クルーズです。
スズキとの共同開発車「旧シボレー・クルーズ」とは異なり、今回のモデルは4ドアのコンパクト・セダンとなり、最大出力112馬力のDOHC・1.6リッター・エンジンもしくは最大出力140馬力のVVT付き1.8リッター・エンジンを搭載する他、150馬力を発する新型の2.0リッター・ターボ・ディーゼル・エンジンも用意されています。
組み合わされるトランスミッションは、5速MTと6速のATで、シボレーにとっては初めて6速ATを搭載するコンパクト・モデルになります。
なお、開発は主にGMDAT(GM Daewoo Auto & Technology Company)=ダイウが行っており、「デルタ」プラットフォームも同社によって「デルタ2」へと進化。また、ほぼ同時期にリリースされる予定の次期ダイウ・ラセティと主要なコンポーネンツを共用する見込みです。
また、ヨーロッパでの販売は来年3月。市販モデルの披露はパリ・サロンで行われる予定。
ということで、小型車シフトを加速させているGMにとって、「クルーズ」は期待の持てる1台になりそうですね。
それにしても、北米市場の販売不振が連日報道されているGMですが、細かく見ていくと前年比3割減という苦境の中にも復活の兆しが見られます。
ひとつは中型乗用車であるシボレー・マリブの好調があげられるでしょう。5月度のGM主力車種販売状況を見ると、シボレー・シルバラード(▲44%)、シボレー・タホ(▲42%)、GMC・シエラ(▲34%)と大型トラック系が軒並み大幅減となっている中で、シボレー・マリブは34%増と大いに健闘。
マリブは2008年度の北米カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたクルマで、ハイブリッドモデルを加えたり、直列4気筒モデルを追加するなど、ガソリン高騰の逆風の中でも好調な販売成績を維持している数少ないモデルといえます。
また、好調な中国市場においてもGMは健闘しており、2007年度は前年比で19%増を達成し、年間100万台を販売。今年の上半期の成長率は110%以下に終わっていますが、GMDAT製のシボレーは日増しに中国国内で台数を増やしています。
ということで、まだまだ厳しい状況が続くアメリカン・メイクスですが、小型車シフトを加速させながら、新興国での販売増を達成し、是非ともV字回復して欲しいですね。
なお、下の映像はシボレー・マリブのTVコマーシャルです。

