1リッターあたり52~94kmの走行が可能だというプラグイン・ディーゼル・ハイブリッドカーが、アリゾナ州のロバート・Q・ライリー・エンタープライズ社より販売されています。
「XR-3ハイブリッド」と呼ばれているこの車両は、車重約670kgという2人乗り3輪車で、最高速度約80マイル(約128km/h)。3気筒898ccのディーゼルエンジンは日本のクボタ製で、トランスミッションはなんとVWタイプ1からの流用だとか。
ガソリン高騰のおり、皆さんも1台いかがですか? もっとも、日本で走らせるのは事実上不可能ですが……。
キャノピー型のフードを開けて乗り込むという「XR-3ハイブリッド」は、前2輪をディーゼル・エンジンで駆動し、後1輪を電気モーター駆動とするハイブリッドカー。
前後のパワープラントは機械的に同期しておらず、単純に前後別々に動く仕組みですから、ディーゼル・エンジンだけで駆動するFFや、電気モーターだけで駆動するRRにもなるそうです。
なお、後輪の電気モーターは一度の満充電で約64kmの走行を可能にし、フロントのディーゼル・エンジンはリッター52kmの走行が可能。両者を組み合わせれば素早い加速を楽しめる他、それぞれを単独で動かすことも可能です。
しかも、そのお値段は、なんと170~200ドル(1万8700~2万2000円)!!
……じつはこの「XR-3ハイブリッド」は、部品の調達も含めて基本的に全部自分自身で行うというもの。つまり、同社で販売するのは図面や組み立て参考用のDVDがセットになった設計図キットのみとなるのです。
同社WEBサイトによれば、完成までにかかるコストはリチウムイオン電池を使った場合で最高2万5000ドル(約275万円)だとか。鉛電池を使えば80万円位安く出来るそうですが、それでも200万円弱という価格は果たして安いのでしょうか?
さらにコストを節約したい場合はディーゼル・エンジンだけで組み立てるというのも可能で、この場合燃料タンクの容量が11.4リッターから34.2リッターに拡大できるため、航続距離は1600km以上になるとのことです。
電気モーター・システムを省くと、車重はさらに250kgも軽量化できるそうですから、じつはこれが一番理想的かもしれませんね。
ということで、1年かけて部材を調達、来年の夏休みまでに組み立てるなんて計画はいかがでしょうか?
▲俯瞰図を見ると前軸よりも前方にクボタのディーゼルエンジンが設置されているので、重量バランス的にかなり疑問が残りますが、動画を見ている限り試作車はちゃんと走っていますから、まぁ大丈夫なんでしょう。それにしても全輪においてエアバッグのみというサスペンションもちょっと心配ですね。


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