ご存知の方も多いと思いますが、ハマー・H3はシボレー・コロラドやGMC・キャニオンといったコンパクトトラック用のシャシーを使ったSUVです。
シボレー・S10の後継モデルとして発表されたこれらのピックアップトラックは、GMT355と呼ばれるシャシーをベースにしており、ハマー・H3はさらにこのGMT355を延長したGMT345をベースにしています。
GMT355はホイールベースが111.3inch / 2826mmと126inch / 3200mmの2種類。一方、GMT345 は111.9inch / 2842mmと134.2inch / 3410mmとなり、ハマー・H3には前者のショートホイールベースを、トラック版のH3Tには後者のロングホイールベースを採用しています。
これらのGMT355/345シリーズは、いすゞとの共同開発で行われたものであり、フロントには独立懸架式のダブルウィッシュボーンを、リアにはリジット・アクスル+リーフスプリングという古典的なレイアウトを採用するなどトラック専用という感は否めませんが、故にヘヴィデューティーなモデルにはまさに最適なシャシーと言えるのです。
また、直列4気筒から同5気筒、V型8気筒エンジンまでパワープラントの設定も幅広く、トレイルブレイザー用のGMT360と並び、GMの中でも幅広く使われているシャシーの1つです。
GMではこのGMT345を使ったモデルをルイジアナ州のシュレブポート・アッセンブリー・プラントで生産しており、ハマー・H3Tはシボレー・コロラドやGMC・キャニオンと共にルイジアナで生産され、全米中にデリバリーされることになります(※)。
残念ながら日本への正規輸入販売は見込めませんが、ハマー・H3の機能性をさらに拡大したH3Tは、大型の遊び道具を積んで週末を楽しむと言う様なアクティブなオーナーには最適な1台かもしれませんね。
※日本向けのハマー・H3は現在南アフリカ工場での生産に切り替わっています。

