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2008.Sep.03

【ニュル最速記録更新】コルベットZR1を破ったバイパーACR

2008 Dodge Viper SRT10 ACR

 先日シボレー・コルベットZR1(Chevrolet Corvette ZR1)が新記録を樹立したばかりのニュルブルクリンクにおけるコースレコードを、なんとダッジ・バイパーACR(Dodge Viper ACR)があっという間に塗り替えてしまいました!!

 ……じつはバイパー・ファンのTsuyoshi-Kさんより下記コメントがあり、本日は早速そのリクエストに応えて、バイパーのニュル最速情報を掲載してみた次第です。

 「秋元さん、いつも楽しく読んでます。ところでコルベット、キャデラック、カマロ・・・アメリカ車が聖地ニュルに乗り込んで大暴れしてますね~。GT-Rの記録を破ったZR-1の記録もすごいと思いましたが、まさか我らがバイパーがACRでニュルに殴りこんでZR-1のレコードを塗り替えるとはだれが想像したでしょう? ニュルを知り尽くしたザクスピード+トム・コロネルの組み合わせとは言え、ドイツ車や日本車が幅を利かせるニュルブルクリンクを駆け抜けるバイパーの雄姿は感動もんでした。このブログでも取り上げて欲しい話題です。」

 いやぁ、凄いぜバイパー!! 本日はそのバイパーACRとコルベットZR1のニュル・インカー映像を1画面に収録した動画もアップしましたので、是非下記の「続き」からご覧ください。

 ニュルブルクリンクで今年の4月にニッサン・GT-Rが更新したばかりのコースレコード「7分29秒3」(記録:2008年4月17日)を、コルベットZR1が破ったのは6月のこと。

 それはニッサン・GT-Rの記録を3秒も上回る「7分26秒4」(記録:2008年6月27日)という凄まじい記録であり、コルベットZR1が、まさに世界最強のスポーツカーであることを証明するものでした。

 パガーニ・ゾンダFの7分27秒8、ニッサン・GT-Rの7分29秒3を軽く超える、この7分26秒4というレコードは、しばらくは誰も破れるものではないと、数多くの方が確信していたハズです。

 ところが……ダッジ・バイパーACRは、その記録をなんと4秒以上も縮める7分22秒1をマークし、ニュルブルクリンク最速の称号をあっとう間にコルベットから奪い去ってしまったのです。

 ちなみに、ドライバーは日本でも活躍したトム・コロネルで、クライスラーのハイパフォーマンスカー部門であるSRT(Street & Racing Technology)が、ニュルブルクリンクの24時間耐久レースにバイパーで出場するザクスピードの協力を得て準備。現地時間の8月18日に、レッドとブラック、2台のACRを持ち込んで記録を更新したそうです。

 また、SRTは事前にバイパーACRのラップタイムをシミュレーションし、コンピューターによる解析では2分10秒台で走れると踏んでいたとか。よって、実走行による目標タイムを7分20秒台で設定していたとのことですからつくづく驚きますね。 

 詳細はモータートレンド誌のWEBサイトでもご覧になれますが、まずは下記の映像をチェックしてみましょう!!
 

 今回の記録更新は8月18日ということですから、本ブログでZR1の記事を掲載した21日には、すでにニュルでその記録が塗り替えられていたということですね。
 
 どちらにしても嬉しいのは、アメリカ車がまたまた記録を破ったということです。

 厳しい経営環境におかれているアメリカン・ブランドですが、こういったニュースが流れる度にひとりのアメリカ車ファンとして、本当に嬉しく思います。

 そして、こんなブログを書きながら、「果たしてオレはコルベットとバイパーを比較した場合、本当はどっちの方が好きなんだっけ?」などというかなりどうでもいい話に悩んだりするワケです。

 ところが、このようにコルベットにも匹敵する魅力を有するダッジ・バイパーに関して、良くない話が持ち上がっています。MSN産経ニュースによると、クライスラーはバイパー事業そのものの売却を検討しているそうなのです。

 大規模な生産ラインを持たないバイパーは、確かに売却するのも簡単ですし、知名度もありますから、現在のクライスラーの台所事情を踏まえれば、売却の可能性は否定しきれません。

 本件に関しては、CNNのニュースで詳細が掲載されておりますが、どうやら外部から事業売却の話があったことは事実で、それに対しクライスラーが検討をしている段階の様です。

 CNNの記事によれば売却話が流れる可能性もあるとのことですが、もしもバイパーがクライスラーから離れる様なことになるのであれば、本当に残念な話でしかありません。

 SRTの偉業は、じつはこういった売却話を吹き飛ばすために行ったレジスタンスだったのかもしれませんね。

コメント

秋元さん、さっそくバイパーACRのニュル最速アタックを取り上げていただき感激です。キャデラックがニュルでテストしようが、コルベットがニュルを疾走しようが、バイパーがニュルを走るのはニュルブルクリンク24時間レースくらいだと誰もが思っていたんではないでしょうか?馬力・トルク・ルックス・・・どれもヨーロッパ車や日本車を圧倒しながら「俺はアメ車だ!」と言わんばかりにアメリカにこだわっていたバイパーが、遂にニュル最速の座を奪ってコルベットに続いてアメリカンスポーツの実力を世界に見せつけたんです。
 しかし・・・こんなすごいアメリカンスポーツを、さらにチューニングするチューナーがアメリカにはいますよね?機会があればアメ車チューナーの特集なんていかがでしょう?
Hennesseyとか・・・
 また興味深い記事を楽しみにしています。

PS:ミリタリービークル特集も・・・是非!!
 

Tsuyoshi-K様
楽しんで頂けて何よりです。アメリカのチューナー特集もいいですね、ただあまり詳しくはないですけど……。ミリタリーも……。がんばりま~す、これからもヨロシクお願いいたします。

すんごいですねぇぇぇ~(所さん風・・・)
いゃー嬉しいよ!最近は日本やヨーロッパを意識してるアメ車ばかりの中、最後のアメ車「バイパー」がやってくれましたね!!!
ガンバレ、アメ車。ガンバレ、バイパー!!!!!!!

マカロニ様
コメントありがとうございます。最後のアメ車ですか…。たしかに現在のバイパーは最後になりそうですが……。またコメントくださいね。

始めまして!!
いつも秋元さんのレポートを楽しみに見てる、
バイパーRT10とSRT10クーペを
所有している者です。

いやぁ、痛快でしたね。
記録をコルベットに持っていかれ歯痒い気持ちだった
所にバイパーの記録更新。
アメリカ車に対する価値観が引っ繰り返る記録です。
周りもアメリカ車に買い換える人が続々と
出始めているのでアメ車ブーム再来もあるかも♪

JOY様
凄いですね~、バイパーを2台も持っているなんて。しかもR/T10とSRT10ということは、新旧ってことですね。どうみても蛇の毒が回っている感じですよ(笑)。それにしても、バイパーよくがんばりましたね。日本ではなかなか認知されませんが、アメリカ車は決して出来が悪くありません。仮に出来の悪いところがあっても、私には痘痕も笑窪って感じです。これからもアメリカ車ファンの方のコメントをお待ちしております。

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