Chevrolet Equinoxは、ミニトラックであるコロラドのシャシーを使った小型SUV。日本語で表記すると、シボレー・エキノックスもしくはイクイノクスなどど記されますが、どちらにしても呼びにくい名前ですね。
ちなみに、競合車種はフォード・エスケープやジープ・リバティ(日本名チェロキー)、ホンダ・CR-Vやトヨタ・RAV4など。つまり、実は日本でも結構売れそうなサイズの1台です。
そのシボレー・エキノックスの2010年型ニューモデルが発表されました。
新型には試験的に燃料電池モデルも用意されるそうですから、エコなアメリカ車の第一歩ってとこでしょうか。


小生個人としてはGMシボレー部門のSUV/クロスオーバー系ではエキノックスの兄貴分のトラバースに心惹かれます。ラムダ・プラットフォームをビュイック・エンクレイブと共有する同車の場合、その動力性能があまりにもSUV離れしたものであることが最近のある事件からわかったのです!
同車と共通設計の双生児格であるビュイック・エンクレイブの初期型が通常燃焼275psの3.6Lであるにも拘わらず米国のフリーウェイで実に150mph(242km/h)!!!!をマークして乗り手がスピード違反で逮捕されたというニュース、インターネットで発見して以来理屈ぬきにノックアウトさせられました!
何よりハイウェイパトロール側の証言によれば同車はまだ加速の余地を残しており、時速155mph(250km/h)は実力として固いとのことだそうです。となると、諸条件を掛け合わせるとエンクレイブは最高250-255km/hのポテンシャルを持っていることが証明されたのであり、275ps+2170kg+全高1870mmのSUVとしてはまさしく驚異的というしかありません!
このデータは同じ3.6L前後の純乗用車と比較してみた場合、昨年まで製造されていたジャガーXJ8 3.5(266ps)の240弱を上回り、ボルボS80 3.2(238ps)の240km/hや同S80 3.0ターボ(285ps)の250km/hとも対等以上となっているのです!!!!
ともかくアメリカからのこの報告により小生自身のSUV全般、アメリカ車全般に対する先入観がきれいさっぱり洗い流され、GM系クロスオーバー車の奇跡的な効率に従来「アメリカ車」というだけで一歩身を引いて異物視していた自身に対する痛恨の感にさいなまれた次第です。
そんなエンクレイブと事実上同一のシボレー・トラバースは日本では三井物産オートモーティブから500万円弱より販売されておりますが、見ようによっては非常にお得に見えてくるのです。時速250-255km/h域でもどこといって破綻をきたさないシャーシーと伸びのあるパワーユニットを併せ持った三列シートのGTカー、それがポルシェ・カイエンV6やVWトウアレグらの2/3から半値で買えるのだからGM恐るべしといわざるを得ません。
このエンクレイブ/トラバース兄弟の血統を引く弟分たるエキノックス、こちらはすばしこく若向けの中型クロスオーバーですね。ホンダCR-Vや同パイロット、トヨタRAV4らに対する強力なアンチテーゼとしての活躍を期待します。