« 2008 フォード・レンジャー・マックス | トップページ | 2010 新型マスタングがホットウィールで登場 »

2008.Dec.01

マーコシャークとマンタレイ

GMヘリテイジセンター

 GM車のアーカイブが800台も所蔵されているデトロイトのGMヘリテイジセンター。7月の本ブログでも簡単に触れましたが、本日はこのGMヘリテイジセンターに所蔵されている車両の中から、コルベットのドリームカー(コンセプトカー)である、「マーコシャーク(Ⅰ)」と、「マンタレイ」について御紹介していきましょう。

※ここでは日本で一般的に通用しているマーコシャークと記述していますが、欧文表記はMAKO SHARKであり、カタカナで表記する場合、メーコシャークと呼ぶのが正しいとされる方も多いようです。

※クリックすると拡大します。
マーコシャークとマンタレイ

 1961年に登場したマーコシャーク(Ⅰ※写真左)は、その後に登場する第2世代(C2コルベット)のデザインに大きな影響を及ぼしたドリームカー。デザインを担当したのは当時のデザイン部門のトップだったビル・ミッチェルと、その下で働いていた日系人デザイナーのラリー・シノダ氏です。

 マーコシャークは日本語に訳すと「アオザメ」。釣り好きだったビル・ミッチェルが、サメを釣り上げた時にこのデザインを思い描いたという、いかにもなエピソードが残されています。

 ちなみにこのマーコシャーク(Ⅰ)はパワートレインにも実験的な試みが行われ、スーパーチャージャー付きや、4器のサイドドラフト・キャブレター、2器の4バレルキャブレター、フュエルインジェクションなどが試されたそうです。最終的には後にCAN-AMで活躍したシャパラルにも搭載され、GM史上最強と言われた1969年型のオールアルミニウム製パワーユニット「ZL1(最大出力425馬力)」が搭載されています。

 一方、クーペボディの「マンタレイ」は、1965年のパリ自動車ショーでマーコシャークIIとして登場。1ピースのフロントエンドに、オールアルミニウム製ZL1ユニットを搭載してデビューし、後に登場するC3コルベットの方向性を決定づけた1台です(※この時から、1961年型のマーコシャークを「マーコシャークⅠ」と呼ぶようになりました)。

 このマーコシャークⅡは1969年にGMのデザインスタジオにおいてボディ各所のアップデートを実施。サイドマフラーやフロントグリルなどの意匠を変更し、ネーミングも「マンタレイ」へと改められました。

※クリックすると拡大します。
GMヘリテイジセンター マーコシャーク

※クリックすると拡大します。
マーコシャーク マーコシャーク

※クリックすると拡大します。
マーコシャーク マンタレイ

※クリックすると拡大します。
マンタレイ マーコシャーク

※クリックすると拡大します。
マンタレイ マーコシャーク


コメント

どちらの車両もカッコよすぎデスね(^-^)

何処から狂い始めたのか・・・
どうしたら車作りの原点に戻せるのか?

本当に車の事が、大好きな方に
トップに立ってもらいたいものです。

Toshi様
いつもコメントありがとうございます。たしか、現ワゴナーCEOはGM生え抜き。ボブ・ラッツ副会長はカーガイとして有名ですから資質は十分すぎるほど。むしろ、過去の栄光にこだわり続けたのがよくなかったのではないでしょうか。例えば新型カマロはとてもカッコいいと思うのですが、未来を向いたクルマではありませんよね。時代を切り開いたカマロ、マスタング、チャレンジャーなどのポニーカーには、やはりもう一度未来を切り開くモデルとして登場して欲しかったと思います。

コメントする

(初めてのコメントの時は、コメントが表示されるためにこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまでコメントは表示されませんのでしばらくお待ちください)