フォード・SVT Part4:マスタング・コブラR
フォードのスペシャルビークル部門であるSVTは、1981年に発足したSVO(Special Vehicle Operations)がベースになっています。
1984年型マスタングSVOを筆頭に、数多くの車両やパーツを開発したフォードのSVO部門は、ハイパフォーマンスカーの開発を拡大するために独立、1993年にSVT(Special Vehicles Team)として発足しました。
GMのパフォーマンスパーツやクライスラーのSRTなどと同様、現在ではパーツから車両の製造・開発までを担っており、フォード・レーシングパフォーマンスパーツ部門と共にハイパフォーマンス・フォードの代名詞となっています。
さて、このようにして1993年にスタートしたSVTの初仕事がマスタング・コブラでした。第3世代のマスタングをベースにしたこのマスタング・コブラは、5.0リッターのV型8気筒エンジンを搭載した最大出力235hp仕様として誕生し、さらにレース仕様として「コブラR(Mustang Cobra R)」を発売。
市販バージョンの「マスタング・コブラ」と比較すると、後者の「マスタング・コブラR」はリアシートを排除するなど各部の軽量化を行い、アメリカで人気の高いドラッグレースなどで活躍しました。
その後、1996年には第4世代マスタングをベースにしたDOHC 4.6リッターV型8気筒エンジンを搭載した「マスタング・コブラ」が登場。2000年になるとその第4世代「マスタング・コブラ」をベースにした「マスタング・コブラR」が復活しました。
ここでご紹介しているのは、その2000年の「マスタング・コブラR」です。
エンジンは排気量5.4リッター、最大出力385hp @ 6600rpmを誇るDOHC・V型8気筒を搭載し、トップスピード280km/hを実現するために、フロントには大型のスポイラーを、リアにはこれまた大型のウイングを備えていたのが特徴です。
ちなみに生産台数は300台でした。
この「コブラR」ですが、今探すと(円高も加わり)、けっこうお買い得なお値段かと思われますので、サーキット走行用にいかがですか?

