オバマ新大統領の愛車
1月20日の大統領就任式典・演説をもって、正式に第44代大統領として就任するバラク・オバマ新大統領の愛車(クルマ)が発表されました。
本日はこのキャデラック・プレジデンシャル・リムジンに関してお届けいたしましょう。
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各種報道によると、メール禁止の上、愛用のブラックベリー(携帯電話)まで取り上げられそうだというオバマ新大統領。
そんなオバマ大統領が今後愛用することになる車両が、ご覧のキャデラック・プレジデンシャル・リムジン(大統領専用車)です。
キャデラック・DTSのプレジデンシャル・リムジンは、2004年に納入され、現在でもブッシュ大統領が使用中。周辺にはシークレットサービスが乗るサーバーバンを改造した特殊車両が警備にあたっており、ニュース映像などでもよく見ることができます。
今回発表された新型のキャデラック・プレジデンシャル・リムジンは、安全上の理由からその特殊な装甲性能などは明らかにされていませんが、防弾ガラスはもちろん、ボディ全体が特殊な防護パネルで覆われており、ロケット弾の攻撃や化学兵器にも対応できる性能を誇るとのこと。
ちなみに、その高い防弾・防爆性能から、アメリカでは小惑星の衝突にも耐えられるというジョークにもなっているほどだとか。
なお、本日は歴史に残る大統領専用車の写真と、キャデラックと大統領専用車の蘊蓄も掲載してみましたので、ご参考までに。
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▲1939年式リンカーン。1939年から1950年まで使用された大統領専用車。政府が所有した最初の大統領専用車で愛称は"サンシャインスペシャル(Sunshine Special)"。ルーズベルト、トルーマン大統領が使用した。
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▲1950年式リンカーン。1950年から1967年まで使用された大統領専用車で、トルーマン、アイゼンハウワー、ケネディ、ジョンソン大統領らが愛用。名称は"バブルトップ(Bubbletop)"。
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▲1961年式リンカーン。1961年から1977年まで使用された大統領専用車。ケネディ大統領がダラスで暗殺された時に乗っていたのがこの車両。各種の装甲に加え、リアシートが油圧で上下に可動し、大統領が常に最適な視界を得ることができるのが特長。1964年に一度リビルトされており、スチールトップやガソリンタンクの改修などを加え、安全性をより高めている。愛称は"ケネディカー(Kennedy Car)"、もしくは"SS X-100"とも。
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▲1972年式リンカーン。1972年から1992年まで使用された車両で、第40代大統領ロナルド・レーガンも愛用。ランフラットタイヤ、防弾ガラス、防弾ボディなどを装備。後部の大型バーはシークレットサービスがリアバンパー上に乗った時に掴まるためのもの。愛称は"レーガンカー(Regan Car)"。
【キャデラックと大統領専用車の歴史】
キャデラックを最初に使用した大統領はウィルソン大統領でした。1919年、第一次世界大戦の戦勝パレードでキャデラックに乗り、ボストンの街を走ったそうです。
その後、1938年に、「クイーンメリー」と「クィーン・エリザベス」と呼ばれる2台のキャデラック製オープンカーが米国政府に納入されました。
巨大な客船にちなんで命名されたこの車両は、長さ21.5フィート、重さ7,660ポンド。防弾装備、無線機を備え、フランクリン・ルーズベルト大統領、ハリー・トゥルーマン大統領、ドワイト・アイゼンハワー大統領などに愛用されたとか。
1983年にはロナルド・ レーガン大統領に。また、1993年にはウィリアム・クリントン大統領にもキャデラックが納入されています。
この1993キャデラック・プレジデンシャル・リムジンは外部のコーチビルダーではなく、ゼネラル・モーターズ内のキャデラック・ディビジョンにより設計・開発・製造されました。 これは機密性を保つための処置だったと言われています。
なお、大統領専用車はキャデラックとリンカーンが多用されていますが、ここ10年間ほどはキャデラックが使用されており、現在でも2台の大統領専用車が使用されています。
1台は2001年にジョージ・ブッシュ大統領に届けられた車両。もう1台が 2004年に同じくブッシュ大統領へ納入された新型DTSをベースにしたものです。
また、大統領専用車は、大統領専用飛行機の「エアフォースワン」に対し、「キャデラックワン(Cadillac One)」と呼ばれることも。

