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2009.Apr.08

劇的に進化したセグウェイの次世代モデル登場!!

「プロジェクト・プーマ(P.U.M.A.)」

 現地時間の4月7日、ゼネラルモーターズ(以下GM)とセグウェイ社は、ニューヨーク市内において次世代セグウェイとも言える、新世代の電気式パーソナル・トランスポーター「プロジェクト・プーマ(P.U.M.A.)」の発表と、デモ走行を実施しました。

 本日はこの注目すべきニュースをお届けしましょう!!

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「プロジェクト・プーマ(P.U.M.A.)」 「プロジェクト・プーマ(P.U.M.A.)」

 重心を移動させることで旋回・前後進・加減速を行うセグウェイは、21世紀のパーソナル・トランスポーターとして注目を集めたものの、思ったほど普及しませんでした。

 新しモノ好きのアメリカでも、シカゴ警察が騎馬警官向けに導入するなど、一部の官公庁が導入するに留まっており、残念ながら街中で一般の方が自動車の代わりとして使っている光景には出会ったことすらありません。

 普及の障害となったのは法規制と最高速度性能にあったのではないでしょうか? 

 特に最高速度20km/h程度という走行性能は、せいぜい高価な電動アシスト自転車レベルであり、どう考えても自動車の代わりにはなりません。

 ところがGMとセグウェイが共同で開発した次世代パーソナル・トランスポーター「プロジェクト・プーマ(P.U.M.A.)」は、そんなセグウェイのウィークポイントを改善した注目の存在なのです!!(※1)

 「Personal Urban Mobility and Accessibility」の頭文字をとって「プロジェクト・プーマ(P.U.M.A.)」と呼ばれるこの試作モデルは、セグウェイとGMが共同開発した次世代のシティ・コミューターとして大いに期待できるスペックとなっています。

 リチウムイオン電池による電気モーター駆動と、2輪のみによってバランスを保ち、左右・転回・前後進を行うという基本的な構造は既存のセグウェイと同一。

 しかしながら、この「プロジェクト・プーマ(P.U.M.A.)」では、シートを設置して並列2人乗りへと変更した他、最高速度を56km/hまで飛躍的に向上。さらに簡易ながらもウインドシールド兼ルーフを追加することで、全天候型へと進化させているのです。

 ちなみに1回の充電による航続距離も約56kmと言いますから、実用性も十分。

 問題は安全性と価格でしょうか?

 デザイン的にイマイチなのはこの際目をつぶるとして、安全性に関しては車両間通信によって衝突を避ける電子デバイスを採用するとのこと。一応、シートベルトも完備していますが、個人的に乗るならNASCARネットは必需品かと思われます。

 もうひとつの問題、価格に関しては既存のセグウェイですら北米で市価6000ドル前後。日本では100万円弱というお値段であることを考慮すると、御覧の「プロジェクト・プーマ(P.U.M.A.)」が市販化された場合、現行セグウェイ以下の価格で販売できるとは到底思えません(軽く見積もっても2倍はしそう)。

 となると、価格は1万ドル超!? 日本では軽自動車以上の価格になりかねず、場合によってはリッターカーよりも高価になる可能性も。

 規制緩和によってより一層使いやすくなった電動アシスト自転車や、印・タタ社が発売した20万円以下の超格安自動車「ナノ」など、この手の乗物は競合が少なくないだけに、市販化された場合の成否は販売価格と安全性、そして何よりもデザイン(もうちょっと頑張って!!)が肝になりそうですね。

※1:GMとセグウェイの共同開発は2007年のフランクフルトモーターショーに出品されたOpel Flextremeに次ぐものです。

★個人的にはこんな乗物をGMが発表したこと自体、とっても嬉しいところ。市販化にあたっては、「サターン・プーマ」なんて名前でデビューさせてはいかがでしょうか?★

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「プロジェクト・プーマ(P.U.M.A.)」 「プロジェクト・プーマ(P.U.M.A.)」.
▲前後の補助輪は駆動輪でも操舵輪でもなく、停車時のアシスト用だと思われます。もっとも、立ったままと違って、座ったまま荷重移動で車体をコントロールするのは至難の業。そこで、このプロジェクト・プーマにはコントローラーらしきモノが採用されています。それにしても、事前のデザイン(右上)はけっこうカッコよかったのに……。

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