米フォード・モーターは現地時間の12月28日、新型のDOHC・32バルブ・V型8気筒エンジンを搭載した「フォード・マスタング(英:MUSTANG 類:ムスタング)」の2011年モデルを発表しました。
新型のDOHC・V8は、従来比400cc増の排気量5.0リッター。立法インチでは302cu.in.と表記され、マスタングの歴史上欠かせない、往年のハイパフォーマンスユニットを彷彿させるスペックとなっています。
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先日発表された新開発のDOHC・V6に続き、V8もアップデートされた2011年型のマスタング。予想通りそのヘッドまわりはDOHC化され、可変バルブタイミング機構を備えた省燃費性とハイパワー&ハイトルクを実現した内容となっています。
フォードにはこれまでも排気量5.4リッターのDOHC・V8が存在し、マスタングの場合もトップグレードのシェルビー・GT500に採用されてきましたが、今回発表された5.0リッター・DOHC・V8はこの5.4リッター・DOHC・V8(鋳鉄ブロック)とも、現行2010年モデルに搭載されている4.6リッター・SOHC・V8(オールアルミ)とも異なる、新設計ユニット。
現行2010年モデルの4.6リッター・SOHC・V8同様、シリンダーヘッドからブロックまでアルミ化され、新型3.7リッター・DOHC・V6と同様に可変バルブタイミング機構「Ti-VCT」を備えているのが特徴です。
このため最大出力が従来比+97馬力の412馬力と大幅なパワーアップを実現しながらも、燃費は従来モデルの16 / 24mpg(EPA燃費基準 ATモデル:一般道/高速)に対し、17 / 25mpg(AT)と、こちらも性能向上を実現(※25mpg=リッターあたり10.52km)。トルクも20%増の390lb-ftとなり、圧縮比も11.1まで高められています。
このエンジンはレブリミットも7000rpmとなり、アメリカ製のV型8気筒エンジンとしてはかなりの高回転型と言えるでしょう。
ハイパワー化により発熱量も増え、オイルパンは従来モデルの5.7リットルから7.6リットルへ大型化。メインキャップもクロスボルト化+メインキャップ・ボルトのサイズアップを図り、クランクまわりの強度も増しています。
また、オプションでフォードの歴史的ホモロゲモデル「BOSS302」が復活する他、アップグレードされたブレンボ製ブレーキシステムを搭載するオプション・パッケージも発表されています。
いやぁ、それにしても新生代ポニーカーは元気ですねぇ。これでカマロに続き、マスタングも標準モデルで400hp化。どんどん過激になっていきます!!
※最下段にYOU TUBE「2011マスタングGT(V8)」の動画もアップしてみました。是非ご覧ください!!
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▲上:2011年モデル最大のハイライトはやはり新開発のDOHCエンジン。先行して発表された3.7リッター・V6に加え、これで2011年モデルからはV6/V8共にDOHC化。可変気筒システムを加えOHVを極めるGM、同じく可変気筒システムとヘミヘッドで対抗するクライスラーに、フォードは可変バルブタミング機構を備えたDOHCで迎え討ちます。
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▲上:イルミネーションバイザー、ユニバーサル・ガレージ・オープナー、サンバイザー・ストレージなどインテリアもアップグレードされたマスタング・GT。タコメーターは6500-7000RPM、スピードメーターは160MPHスケール。
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▲上:エクステリアでは「5.0」のバッチが追加されたGT。ブレーキはフロントが11.5インチ、リアが11.8インチのベンチドローターを装備。
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▲上:左端はスポットミラー付きの新型ドアミラー。その右は新開発の5.0リッター・エンジン。メインキャップはクロスボルト化に加えメインキャップ・ボルトをサイズアップ。クランクまわりの強度アップを実現。
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▲上:エンジン本体に加え、吸・排気系も大幅に改善された5.0リッター・DOHC・V8。エキゾーストマニフォールド(写真右から2番目)はヘダースに近い形状になり、V8特有の排気干渉を抑える設計に。
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▲高出力化に伴いオイルパンの設計も形状や容量が見直しされています。
| フォード・マスタング モデル比較 | |||
| 車両 | 2010 マスタング(V8) | 2011 マスタング(V8) | 2011 マスタング(V6) |
| エンジン | SOHC / V型8気筒 | DOHC / V型8気筒 | DOHC / V型6気筒 |
| 排気量 | 4.6リッター | 5.0リッター | 3.7リッター |
| ボア×ストローク | 3.55 x 3.54inch | 3.63 x 3.65inch | 3.76 x 3.41inch |
| ブロック素材 | アルミニウム | アルミニウム | アルミニウム |
| シリンダーヘッド素材 | アルミニウム | アルミニウム | アルミニウム |
| 最高出力 | 315hp @ 6000rpm | 412hp @ 6500rpm | 305hp @ 6500rpm |
| 最大トルク | 325lb-ft @ 4250rpm | 390lb-ft @ 4250rpm | 280lb-ft @ 4250rpm |
| 圧縮比 | 9.8:1 | 11.0:1 | 10.5:1 |
| EPA燃費 (市街地 / 高速) | 16 / 24(AT) | 17 / 25(AT) | 19/30(AT) |
| トランスミッション | 5速AT 5速MT | 6速AT 6速MT | 6速AT 6速MT |
| 車重 | 1,624kg (Coupe / AT) | 1,815kg (Coupe / AT) | 1,701 kg (Coupe / AT) |
| ※上記は基本的に北米仕様のスペックとなります。 ※EPA燃費の単位はMPG(Mile per Gallon)です。 | |||


秋元さん こんにちは。
お勧めの動画確認しました。 流れるウインカーがトラック野郎のようで最高です。
今年も一年ありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。
良い年を!!
岩井様
コメントありがとうございます。たしかにトラック野郎っぽいですね。そういえば、以前紹介したフォード・マスタングAV8Rは元ネタが「一番星」かも!? 来年もヨロシクお願いいたします!!
アメ車きってのマッスル爆弾、2011年型マスタングGT5.0。
412bhp(309kW)を発揮して0-400mは最低でもBMW M3並みの13sec強、当たりの個体では12sec台のポテンシャルさえ持ちうると言われる同車に迫られた日にゃAMG以外のEクラス・メルセデスやM以外のBMW 5/6シリーズは道を譲らねばならないだろう。
小生の愛車・レクサスIS350(2009年式)はBMW335iや740i、ジャガーXF5.0とは互角に走れても新型マスタングGTには見事にやっつけられてしまうであろう。
こいつのコナブルーメタ(深みのある濃紺)には嵐の前の静けさ、一種不気味な殺気すら感じる。ルビーを思わせるキャンディレッドメタもまた然りだ。
「中産階級向きのマセラティ・グランツーリスモ・イーター」の登場に乾杯!