2010 GMC・グラニット(GMC Granite)
米ゼネラルモーターズ(GENERAL MOTORS)は、「2010北米国際自動車ショー(North American International Auto Show ※以下デトロイトショー)」において、高級トラック・ブランドGMC(ジーエムシー)のコンセプトモデル「GMC・グラニット(GMC Granite)」を発表しました。
GMC・グラニットは過去に同ブランドから発表された中でも、もっともコンパクトなモデル。全長は同じGMCの市販モデル「新型テレイン・コンパクト・クロスオーバー」より60cm短くされ、ピラーレスの観音開きサイドドアを装備したミニバン・スタイルのクロスオーバーとなります。
ボディサイズはホイールベースを2631 mmに設定。これは同社のシボレー・コバルトとほぼ同じサイズとなりますが、全長は4097 mm と30 cm 以上短くなっています。この様にコンパクトなサイズ設定としたのは、グラニットが狭い都市部でも優れた操作性を実現するため。
車幅は1786 mm、車高は1536 mm と十分なサイズを保っており、従来型のミニバンや SUV、クロスオーバーとは全長対全高・全幅の比率が異なるちょっと変わった比率のクルマと言えそう。
パワーユニットにはGM の新小排気量エンジンとなる1.4リッター・ターボチャージドエンジンを搭載。トランスミッションにはパフォーマンスとスムーズな変速を両立するデュアルクラッチ技術を使用した6速ATが組み合わされています。
特徴的なエクステリアは、すべてのトリムをサテンまたはブラシメタル仕上げとしたことで実現されたもので、まるで産業機械のようなメカニカルな美しさを表現しています。
インテリアも工業製品の機能美を意識したものですが、一方で運転席とリア右側のシートをセンターコンソール側に折りたたむことを可能にし、長尺物の収納に備えるなどまるで日本車の様な使い勝手も実現しています。
シボレー・トラック系とのバッチ違いとなる兄弟車が大半を占めるGMCは、独自色というのが非常に薄く、GM再編の中でもなぜこのブランドが残ったのかが理解しにくいものがありますが、グラニットの様な独自モデルの展開で、GMCならではの路線を追求してくれると嬉しいですね。
今回のグラニットはサイズも手ごろで、新興国や日本でも受け入られそうな1台。コンセプトカーだけで終わることなく、市販化にも期待したいクルマと言えそうす。
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▲上:エクステリアではLED 照明を使用したテールランプや、ブラシ仕上げのメタルチップ付センターアウトレットマフラーなどが特徴的。
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▲上:精密時計をモデルにした計器類や航空機のコクピットをイメージさせるインパネが特徴的。計器のバックライトは赤色で、有機発光ダイオード画面のパネルに様々な車両のナビゲーションが表示されます。
| 2010 GMC・グラニット | |
| 全長 | 4097mm |
| 全幅 | 1786mm |
| 全高 | 1536mm |
| ホイールベース | 2631mm |
| エンジン | ターボチャージャー付き1.4L |

