シボレー・サバーバンの誕生は1935年。実に3/4世紀もの長い間生産が続けられている超ロングセラーモデルです。
同車はそもそもトラック・シャシーをベースにワゴンのボディを架装したクルマとして、市場の要望に応える形で開発されたクルマ。
1930年代当時のアメリカではフェリー・ターミナルなどで一度により多くの乗客とその荷物を運搬する用途向けに、頑丈なシャシーと広大なカーゴスペースを備えた車両が望まれていました。
1935年に誕生したサバーバンの初期モデルは、これらのプロユースを意識してトラックのシャシーにオールスチールのワゴンボディを備え、8名の乗客を一度に運搬できる車両として誕生しました。
シートを取り外すことで巨大なカーゴスペースを使用することもでき、第二次大戦中は民間だけでなく軍の運搬用車両としても重宝されたそうです。
2010年の最新モデルでも、サバーバンはこの発売当初のコンセプトをしっかりと維持しており、最大9名の乗車が可能な上、サードシートを取り外すことで3891リッターものカーゴスペースを使用することが可能になっています。
パワーユニットは1500シリーズがボルテック5.3リッターのフレックス・フュエルV8エンジンに6速ATの組み合わせ。最大牽引能力も8100ポンド(約2674kg)と申し分のないキャパシティを誇りますが、さらにヘヴィデューティな2500シリーズになると、6.0リッター・V8エンジンが搭載され、9600ポンド(約4354kg)もの牽引能力を誇ります。
今回発表された75周年記念モデルは、このようなサバーバンの基本性能にアニバーサリーモデルならではの豪華装備を奢ったもので、「75周年ダイヤモンド・エディション」と呼ばれ、今夏早々に2570台のみ限定で販売される予定。
外装はホワイト・ダイヤモンドの3層コート塗装にカシミヤのインテリアを組み合わせ、20インチのアルミホイールやルーフラックも装備されます。
他にも衛星ラジオ、ブルートゥース電話機能、後方確認用カメラシステム、後部駐車アシスト、リモートスターター、調整可能ペダル、 シートクーラー&ヒーター機能付きシート、ステップ、サンルーフなどなどの装備が奢られているのが特徴です。

