全米警察官の夢を叶えたポリスカー「2012 カーボン・E7」

Carbon E7

 米ジョージア州アトランタの「カーボン・モーターズ社(Carbon Motors Corporation)」が計画しているポリスカーが「カーボン・E7」です。

 本日はこの次世代ポリスカーをご紹介しましょう。

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Carbon E7

 250馬力のクリーン・ディーゼル・エンジンに、走行距離25万マイル(約40万km)を難なくこなす高耐久性能、放射線や生物化学兵器への対応能力、360度全方位から視認できるパトライトとビデオ録画システム、ナンバープレート自動認識装置、そして防弾装甲など、およそポリスカー(パトカー)として考えうる限り最良な装備と設計を施したのが、2012年に生産を予定している新興自動車メーカー「カーボン・モーターズ」のカーボン・E7です。

 そもそも多数の警察官の意見を取り入れて開発されたというこの車両は、何よりもまず警察官自身の安全性を確保したクルマとして設計されています。

 その証拠に時速120km/hで後方から追突された場合でも、このカーボン・E7は乗員の安全を確保出来るという高い耐衝突安全性を誇っているのです。

 また、人間工学に基づき現場の警察官が使いやすいように設計されたインテリアは、専用設計ならではのユニークな仕掛けが満載。

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カーボン・E7 例えば後部のドアは手錠をかけられた容疑者の乗降性を考慮しリアヒンジの観音開きとした上、手錠を後ろ手で掛けられたままでも容疑者が安全に座れる様に後部シートバックを凹状に変更。

 このリアシート部分は継ぎ目を省いた樹脂製となっており、洗浄が簡単になっています。これは泥酔者を搬送する際に嘔吐されて酷い目に何度もあったという警察官の意見を取り入れたものだとか。

 また、リアシート部のシートベルトが通常とは逆に中央部で固定され、バックルが開口部側にあるというのも警察官のアイデア。通常とは逆になっていることで、後部シートに座らせた容疑者のシートベルトを着脱させる際、身体を密着させなくても良い構造になっているのです。

 一方、前部シートにも工夫が施されており、シートバックの下端が切り込まれていることで、警察官のガンホルスターが乗降時に邪魔にならないよう設計されています。

 この様にポリスカー専用設計として使い勝手と安全性を考慮したカーボン・E7ですが、もちろん走行性能の方も遜色なし。

 時速240km/hの最高速度を誇る上、SS1/4マイルの加速性能は14.5秒 @ 157km/h。燃費性能も12.6km/ℓと、まさに攻走守揃った次世代ポリスカーと言えそうですね。

 ちなみに目下の所最大の問題点はその価格。CNNによれば1台約5万ドルという価格が予想されており、大不況下のアメリカでどんなに性能が良くてもこのカーボン・E7を採用する警察署はないだろうと思われていましたが、予想に反して受注は好調とのこと。

 近未来のポリスカーが実戦配備される日は意外と近いのかも?

■SOURCE:Carbon Motors Corporation

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2012 カーボン・E7
全長5080mm
全幅1699mm
全高1630mm
ホイールベース3099mm
車両重量1814kg
エンジンクリーン・ディーゼル
駆動方式RWD
推定最大出力250bhp
トランスミッションAT
ホイール19inch
タイヤ245/55R19
Fブレーキ14inch・Vディスク
Rブレーキ13inch・Vディスク
Fサスペンションストラット / コイルスプリング
Rサスペンションマルチリンク / コイルスプリング
0-60mph6.5秒
SS1/4mile14.5秒@98mph
EPA 燃費28 / 30mpg

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