今回発表されたポリス・インターセプター・コンセプトは、新型のクラウンビクトリアをベースにしたもの。
新型クラウンビクトリアはフォード・トラース(写真右上)とボディを共用する予定で、このポリス・インターセプター・コンセプトはある意味トーラスのポリスカーとも言える車両です。
すでにアメリカのフォーラムなどではこの新型ポリスカーの話題が報じられていますが、その内容はおおむね「乗用車のプラットフォームでハードなポリスカーの仕事に耐えうるか」という点に尽きる様です。
トーラスにはツインターボV6を積んだ最大出力365馬力を誇る「トーラス・SHO」が存在するため、新型ポリス・インターセプターにはこのSHOベースのツインターボ・エンジンが搭載されるのでは? との推測も。
クルマがクルマだけに、いざという時のためにポリスカーの走行性能を把握しておきたいのでしょうか? アチラでもポリスカーの性能にはやたらと関心が高いみたいですね。
ちなみにアメリカのポリス仕様にはブレーキやラジエターなどを強化したポリス専用パッケージが採用されていることが広く知られていますが、この新型ポリス・インターセプター・コンセプトにも、クラウンビクトリアをベースに足回りを強化した専用装備が追加される予定。
まずは写真だけがリリースされたポリス・インターセプター・コンセプトですが、詳細が発表され次第、本ブログでも追加情報を掲載する予定ですので、続報をお待ちください!!
※以下、フォード・モーターが発表した追加情報です
◇駆動方式はAWD。
◇このポリス・インターセプターに関する詳細は今年度中に発表される見込み。
◇エンジンは3.5リッターのV6で最大出力263馬力。
◇さらに3.5リッターエコブーストV6・ツインターボ(365馬力)も用意など。


後輪駆動フルサイズカーを用いたアメリカン・パトカー、恐ろしくへビーデューティに、また幅広い用途に用いられていることが改めて判ります。
なにせ、逃げようとする犯人のクルマに体当たりするのも決して映画の世界だけではなく、実際にも日常的に行われていると聞きます。すると、こうしたフルサイズカーは、打たれても打たれても走り続ける"die-hard"ぶりが求められる点は瞠目すべき事実ではないでしょうか。
さらに、フリーウェイで故障車をインターまで牽引したり、場合によってはバンパーで押して移動させることもあるのだから我々の想像を絶するとしか言いようがありません。現に、1990年代のフリーウェイで、1990年代初頭の当時最新のBMW535iをフルサイズ・パトカー(たしかシェビーのカプリス)がロープで牽引している風景を目撃したことがあるほどです。この他、1980年代には5シリーズBMW(533i)がノーマルのフルサイズカー(1970年代前半のオールズ・デルタ88)に牽引されている場面に当地で出くわした記憶がありますが、連中はフルサイズカーとくればキャンピングトレーラーであれボートであれ大きなピックアップトラックであれ、何でも引っ張ってしまう傾向に見えてなりません。これもひとつの文化でしょうか。