マスタングはやっぱりV6がいいね

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2010 フォード・マスタング・V6クーペ

 昨日は朝から横浜で2010年モデルのフォード・マスタング・V6クーペの撮影でした。

 夜明け前の湾岸線を走り、横浜に到着したのは朝7時前。生憎の曇天でしたが、久しぶりに乗るマスタング・V6クーペはやっぱりいいですね。個人的にはマスタングはV8よりもV6の方がいいと思うんですが......。

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2010 フォード・マスタング・V6クーペ

 ニュートラルな視点でマスタングをあらためて眺めてみると、このクルマはやっぱりV6の方が本来のキャラクターにあっているクルマなのではないかと思います。それもコンバーティブルよりもクーペの方がさらにいいですね。

 最高出力は213馬力しかありませんが、アクセルペダルを踏み込んで行くと2010年モデルのV6は気持ちいいくらいの吸気音と共にストレスなく車速を上げていきます。V8ほどの加速感は当然ありませんが、高速道路を一般的な速度領域で走る分には十分なポテンシャルです。

 ゆったりと走りたい時は1500rpmで時速80km/h。これで高速道路をクルーズすれば、十分幸せな気分に浸れますしね。

 ハンドリングはむしろV8よりもV6の方がベターで、重量感のあるボディの割りに軽快に取り回せます。

 V6モデルはタイヤも215/60R17と、スポーツというよりもコンフォートな設定になっているのもポイント。60扁平というのは、私の様なレベルの低いドライバーでもコントロール領域を比較的把握しやすいスペックですし、気の抜けた走り方をしている毎日の運転にも最適なサイズです。

 ということで、ヤル気満々な方にはV8をお勧めしますが、ヤル気よりもダラ~んとヤル気なしのクルーズを楽しみたい方ならV6で十分ですよ、ホント。

■SOURCE:フォード日本
 
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2010 フォード・マスタング・V6クーペ 2010 フォード・マスタング・V6クーペ 2010 フォード・マスタング・V6クーペ
▲左上:リアスポはいりませんね。クーペの場合は無い方がむしろカッコいいのでは!? ▲中央上:BFGの215/60R17。肉厚たっぷりのマッスルカー・タイヤ。個人的にはリアタイヤは2サイズ位サイズアップしたいところですが、乗り心地はノーマルでも快適。▲右上:男の仕事場ってイメージのインパネ。ブラックとシルバーの2トーンは夜に見ると◎。

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▲左上:メーターのバックライトは125通りの組み合わせから好みのカラーに変更可能。照度センサーが太陽光を感知している間はホワイトのみ。夜間になると予め設定してあるバックライトカラーに変わります。▲中央上:見栄えは決して良くありませんが、必要にして十分なSOHC・4リッター・V6。吸気音はけっこう気持ちいいですよ。排気音もV8ほど派手ではなく、ジェントルな仕上がり。▲右上:リアシートはあるだけで◎。1人なら十分。2人はかなりシンドイですが。

フォード・マスタング モデル比較
車両2010 マスタング(V8)2010 マスタング(V6)2011 マスタング(V6)
エンジンSOHC / V型8気筒SOHC / V型6気筒DOHC / V型6気筒
排気量4.6リッター4.0リッター3.7リッター
ブロック素材アルミニウム鋳鉄アルミニウム
シリンダーヘッド素材アルミニウムアルミニウムアルミニウム
最高出力315hp @ 6000rpm210hp @ 5300rpm305hp @ 6500rpm
最大トルク325lb-ft @ 4250rpm240lb-ft @ 3500rpm280lb-ft @ 4250rpm
圧縮比9.8:19.7:110.5:1
EPA燃費
(市街地 / 高速)
16 / 24(AT)18 / 26(AT)19/30(AT)
トランスミッション5速AT
5速MT
5速AT
5速MT
6速AT
6速MT
車重1,624kg
(Coupe / AT)
1,567kg
(Coupe / AT)
1,701 kg
(Coupe / AT)
車両本体価格
(Coupe / Conv.)
480万円 / 550万円410万円 / 480万円-- / --
※上記スペックは価格を除いて、基本的に北米仕様のスペックとなります。
※EPA燃費の単位はMPG(Mile per Gallon)です。
※価格は消費税込車両本体価格です。

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従来型最後のマスタングV6ですか。V6/4009cc・213ps(157kW)エンジンは新登場の3.7L/V6・309ps型に比べればまさしく古色蒼然というものですが、そんなトロさ・古臭さがかえってアナログ的な味わい....コカコーラ、ルート66、ホットドッグ、西部の農夫、幌馬車、アンディーウオーホルのボックスアート(キャンベルスープ等で有名)といった古き良きアメリカ文化を彷彿させてくれ、却って憎めないというのがアメリカ車というものの面白さだと思います。
無論絶対的には4.0Lもあってカローラ1800ラグゼール(バルブマチックを新搭載して144ps)やブルーバード・シルフィ2000(133ps)と大差ない加速タイム、一桁台の燃費などはっきり言って走る化石であり、友人や家族にも同車を手放しで薦めることはとてもではないができません。しかし逆に、欧州車を各種乗り継いだセミプロ的な人間で、欧州車の高性能主義や日本車の顔の無さ(ないしは小利口さ)にホトホトうんざり、となったユーザーが「欠点を承知でゆるい味わいのアメリカ車に乗りたい」となった場合に選択肢の一つとして理解できる存在とも取れるのはやはりしめたものではないでしょうか。
何なら、それでも信頼性はかつてのアメ車と違って一定以上のレベルをクリアしており、走行性能や燃費も「欧州車の中の下限のモノ」(具体的にはボルボS80 3.2やシトロエンC6 3.0V6ガソリン版)の水準には届いているのだから侮れない気もします。
当方個人としては性能的に飛躍的な進歩を見せた最新型を待って買うというものですが、この従来型4.0の方とてあながちただのガラクタとは決めがたい印象があるのはビッグ3とくにフォード自身、マスタングと言うアメ車きっての歴史的文化財を今後に継承し育てていくことに関しては他の誰よりもノウハウに富んでおり、ひとつの整合性のある設計ポリシーを持っていることの証左ではないかと思います。

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