「クライスラー・PTクルーザー・ファイナルエディション」は、ブリリアントブラッククリスタルのボディカラーを誇るPTクルーザー・リミテッドをベースに、HDDナビゲーションキットを装備した特別仕様車。
クライスラー日本はクロームフロントグリルメッシュや大型リアスポイラーを標準装備したこのクルマを、限定50台のみ販売するとのことです。
クライスラー・PTクルーザーは2000年に発売を開始、以来全世界での累計販売台数が135万台を数えるという人気モデルですが、デビューから10年を迎え今年で生産を終了することが決定。
正規輸入を行うクライスラー日本でも、今回の特別仕様車「クライスラー・PTクルーザー・ファイナルエディション」を最後に販売を終了します。
なお、クライスラー・PTクルーザー・ファイナルエディションのメーカー希望小売価格(消費税込み)は従来価格を据置き3,398,850円と、お買い得な設定となっています。
| 2010クライスラー・PTクルーザー・ファイナルエディション | |
| ボディカラー | ブリリアントブラッククリスタル パールコート |
| 特別装備 | HDDナビゲーションキット |
| ステアリング位置 | 右 |
| メーカー希望小売価格 | ¥3,398,850 |
| 保障 | 3年間または6万kmの車両保証 24h FOR YOU アシスタンスサービス メンテナンス フォー ユー |


アメ車のゆるさを良い意味で味わえる、ロハスな一台クライスラーPTクルーザー。
いま思えば国際レベルで見て「ろくな物でない」走行性能やハンドリングさえもそのレトロでまったりした外観とうまくマッチして、「馬鹿な女ほど可愛い」を地で行った存在に思えてならないのは果たして去りゆくものへの餞(はなむけ)だけでしょうか?
人間というのは実に分からないもので、不完全なものほど自分の弱点に照らして感情移入し、それが親愛の念につながっていくというのは興味深い点だと思います。その裏返しが「弱者救済性」(弱き者の味方)という要素になるものと思えます、心理学的に考えて。
そんな論法で今まで多くのアメリカ車が人間的温かみゆえに流れから外れたある種の人間に共感を持って支持されてきたという事実、クルマというものが持つ奥深さでありparadoxなのではないでしょうか。曰く「完全すぎて冷徹なメルセデス/BMW他ドイツ車は威圧感がありすぎて生理的に受け付けがたい、反面アメリカ車は我らの仲間だ」という感じかと思います。
確かにこのクライスラーPTクルーザーというクルマは2.4L/143psになった後期こそ幾分マシなものの初期の2.0L/141ps型はどこかドローンとした走りで、2.0Lもあるとはにわかには信じ難い印象でした。事実0-400mは18sec台で、最高速も174km/hが目いっぱいという有様でした。以前乗っていた1999年製初代トヨタヴィッツ1000F-D(70ps/9.7kgm)の4速AT車で某●関道にてBNR34型スカイラインGT-Rの後を追って時速177.458km/h!!!を記録して「PTクルーザーより速いデータが出た!」と雄叫びを上げて祝った小生、ロハスなライフスタイルを芯から理解できるほど熟していなかったのだと分析できます。今や遠い2003年春の思い出です!