全米初のポリスカー(パトロールカー)は1899年にオハイオ州アクロンに配備された電気式ワゴンでした。
車両はアクロン消防署の機械技師だったフランク・ルーミスによって製作され、バッテリーを動力源に2個のモーターで木製の車輪を駆動し、最高速度16mph(約26km/h)を誇ったそうです。
箱型の車体にはライトと鐘(サイレンの代わり?)、そして担架を備えており、あくまでもパトロールに使う乗り物ではなく、必要な物(時には人)を運ぶ荷車的な位置づけでした。
製作費は$3,000もかかったそうですが、電気式のためランニングコストは当時でもべらぼうに安く、226回の出動で合計197マイル(約315km)を走行し、1マイルあたりの平均コストは1.75セントだったそうです。
おそらく、馬車に比べて餌代などのコストがまったく掛からない点が好まれたのでしょう。
ちなみに、ポリスカーとしての初仕事は夜中の2時に酔っぱらいの男性を迎えに行くために出動したのが最初で、この時のオペレーターだったアクロン警察のルイス・ミューラーSr.が歴史上初のポリスカー運転手(というよりも操作係)になるそうです。
なお、全米初のポリスカーの写真をご覧になりたい方は、こちらのアクロン警察署のWEBサイトでご確認ください。
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さてさて、アクロン警察署に配備された電気式ワゴンの登場以来、じつに百年以上もの歴史を誇るアメリカのポリスカーですが、本日紹介する現行ダッジ・チャージャーほどこの仕事が似合うクルマもないでしょう。
FRのフルサイズという、ポリスカーとしての必要条件を満たしているのはもちろんのこと、ハイウェイ・パトロールが好む高出力の5.7リッター・ヘミ・V8エンジンと、市街地の警察に求められるランニング・コストに応える3.6リッター・V6という2つのパワートレインなど、ポリスカーとしての資質は百点満点!!
さらに何よりもポリスカー向きだと思えるのはその厳つい外観でしょう。この吊目がちの顔で追いかけられたら逃走する気になどまずなりませんよね。ジェントルな佇まいを誇ったフォード・クラウンビクトリアとの最大の違いは、この攻撃的なエクステリア・イメージにあるのかもしれません。
| 2010 ダッジ・チャージャー・ポリスカー | |
| 標準装備 | ■4輪ABSブレーキ ■トラクション・コントロール ■姿勢制御プログラム ■追加配線用グロメット付きファイヤーウォール ■CD付きAM/FMステレオラジオ ■3.6リッター・V6エンジン ■5.7リッター・HEMI V8エンジン(※オプション) ■マルチ・ディスプレイ・システム(※オプション) |

