PIXARのイベント(前編)
先週末のサンフランシスコ出張は、「トイ・ストーリー」や「ファインディング・ニモ」などのアニメーション映画を制作する「ピクサー・アニメーション・スタジオ」へ行くのが目的だった。じつは同社で開催された「ピクサー・モトラマ」(自動車イベント)を取材してきたのだ。なお、この「モトラマ」というのは、1949年から61年まで、ゼネラルモーターズ(以下GM)が自社の斬新なコンセプトカーを展示するために開催した自動車ショーのことである。
1961年まで都合8回開催されたこの「モトラマ」は、30万人以上を集客する一大自動車イベントとなり、1953年にはこの「モトラマ」でコルベットが衝撃のデビューを果たすなど、実にエポックメイキングなオートショーでもあった。
その「モトラマ」を、「ピクサー・アニメーション・スタジオ」が社内イベントとして復活させたのである。しかも今年で5回目を迎えたこのイベントは、社内イベントとはいえ、米貨で40万ドル以上するという「ポルシェ・カレラGT」や、アメリカではかなり有名なウインナー会社のプロモーション用車両「ウインナーモービル」など、ユニークなクルマが多数参加し、同社関係者1300人以上が集った一大イベントとなった。
個人的にはイベントの前後でご案内頂いた「ピクサー」社内のツアーが大変面白く、「さすがアメリカ!!」と感じさせるオフィス造りにつくづく感心してしまった。まるでテーマパークの様なオフィス造りは、すべてクリエイターの想像力を増すためのもので、同じクリエイター集団である弊社「ネコ・パブリッシング」としてもおおいに学ぶべきポイントがあるかと思えたのである。
なお、この「ピクサー・モトラマ」の詳しいレポートは、次号8月6日売りのデイトナで掲載されているので、そちらでお楽しみいただければ幸いだ。また、動画に関しては今週末に「後編」として本ブログで掲載の予定。そちらも合わせてお楽しみに。
![]()
![]()
●左上:「ピクサー」本社、エントランスを抜けると御覧のように「Mr.インクレイディブル」のキャラクターがお出迎え。この先にはカフェやシリアル食べ放題のシリアルルーム、ゲームルームなどもある。●右上:「ピクサー」社内のデザイナー関連オフィス。個人の好きな様にデコレーションすることが可能で、しかもその費用は会社で負担してくれる。まるでテーマパークのようなオフィスなのだ(写真提供:「ピクサー」)。
![]()
![]()
●左上:GMの協力により展示された本家「GMモトラマ」に出展されたキャデラック・ルマン。3人乗りのロードスターは、パノラミックウィンドウと呼ばれたウィンドシールドが特徴的。なお、シルバーブルーのボディはファイバーグラス製で、エンジンは250馬力のV8。●右上:シリアル食べ放題のシリアルルーム。本社内のスタッフなら、誰でも利用できる。このほかにも温水プールやサッカー場、フィットネスルーム、マッサージルームなどを完備する。
![]()
●左上:「ピクサー・モトラマ」のポスター。ロゴひとつ、ポスターひとつとってもじつにセンスがいい。さすが、世界を代表するアニメーション映画制作会社だ。●右上:「ピクサー」では、映画完成後、担当スタッフに毎回異なる図柄のアロハシャツを配るとか。もちろん非売品。こんなところも「粋」。






