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2008.11.28

●世界転戦記☆第3話~ハイレグクイーン♡

ブォーン!ブォーン!キキキキー。
生まれて初めてのサーキット。ものすごいレーシングカーの爆音に圧倒される。
「はい、これ着てね。井原さんのコスチューム。」
「えっ!みっ水着ぃ!?とハイヒールぅ?☆☆☆」
聞いてないよー。。。

私は名刺のモデル事務所に所属することになり、オーディションで合格した企業のイメージガールに決まった。その企業がモータースポーツのスポンサーをしいることからキャンペーンの一環で生まれて初めてサーキットを訪れた。
モータースポーツもレースクイーンの存在も知らなかった私は、水もないアスファルトの上で、水着にしかもビーチサンダルではなく12cmのハイヒールを履くなんて・・・そんな不自然さに驚いていた。
プロレスラーみたいじゃない?と思いながら試着。
鏡を見てみると・・・足が長―い!
子供の頃から足が長いとは言われていたが、ハイレグを着ると胸の下まで足?と思うほど腰骨まで見えるコマネッティーな切れ込みの入ったハイレグ水着に感動。

「それでは出番でーす。」
出番???えーっこんな格好で本当に外に出るのぉ?
スタッフに世話しなく先導され、レーシングカーをメンテナンスするピットガレージの前に出て行くと、すごい人だかり。
カシャーッ!カシャー!
私達がピット前に立ったとたん人が集まり、大きなレンズの付いたカメラを持つ人たち(通称カメラ小僧)が一斉にシャッターをきりだした。
隣でポーズを次々に変えながら、慣れた営業スマイルで微笑む同僚のモデル達。私は彼女達を横目に真似ながら直立不動で苦笑い。気を利かせてカメラ小僧に手を振れば、直立不動+苦笑い+お堅い手の振りようでハイレグを着た皇室のよう。何ともおかしな☆しんまいキャンギャル☆だっただろう。

こうして渋谷でモデルエージェンシーのスカウト男から名刺をもらった1年後に私はレースクイーンとしてサーキットデビューした。

初めてのことばかりで、驚きの連続に苦笑いの連続。
着替え部屋に戻ると顔の筋肉がピクピクしていた。45分もの間、人に向かって無理に笑顔を作り続けたのは生まれて初めて。顔にも筋肉疲労があることを知った。
そうこうしているうちに、レースがスタートしようとしていた。そしてこの後の瞬間が私の将来を変えた。

to be continued・・・

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コメント

ププッツ!!
思わず笑ってしまうレースクイーンデビュー。
引きつった笑顔の緊張振りが目に浮かんできます。(笑)

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