●世界転戦記☆第37話~事務次官からのお誘い
ピピピピピ!
帰国した翌日のお昼、携帯が鳴った。
「はい、井原です。」
「あの、昨日飛行機の中でご一緒した○○省の△△ですけど。明日のランチはいかがですか?」
「あっはい、わかりました。それでは12時に東京駅ですね。」
早速機内ナンパ男からの電話だった。
モデルやレースクイーンのお仕事を始めてからは、職業柄本当によく男性に誘われるようになったが、だんだんそれが嫌になり、最近ではわざとキタナくてダサいかっこうをして出かけたり、ナンパをされない極意を身につけたはずだった。
しかし今回は、オーストラリアでのCMロケ帰りでシャンパンに酔いしれていた完全無防備の飛行機内。
突然隣の席からの名刺攻撃に驚いたが、私はそんなお堅いご職業の方と接する機会がなく、興味本位にランチに行くことに決めた。
そして翌日・・・・
ピピピピピ!
枕元の携帯が鳴る音で飛び起きた私。
「あのぉ、○○省の△△ですけど。今日はやっぱり難しいですか?」
やっヤバイ!時計は12時を回っていた。
「すいません。寝坊してしまって・・・本当にすいません・・・。」
私は続いた海外ロケとスキーで疲労がたまり、目覚ましに気がつかず爆睡。
約束をすっぽかし、大変申し訳ないことをしてしまった。
しかし、その男性とは後にとっても意外な場所で再会することになる。
to be continued・・・・









